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11月も半ばを過ぎ今年もあと1か月ちょっとですね。
年末に向け映画作品も本数が増えてきましたが、今年の映画界は厳しい結果に終わりそうだというニュースが発表されました。
おそらく今年の年間興収は2000億円を大きく下回り、1990年代の後半あたりの1800億円台か、それに届かない可能性が極めて高く、この10年では最低となる見通しだそうです。
作品別では、昨年3本もあった100億円超えの作品が、今年は1本もなかったことも響いているようで・・・。もちろん東日本大震災の影響もありますが、映画の興行力が弱まり映画離れが加速しているのが原因と言われています。
一人でも多くの人に“映画”を観てもらえるよう、業界全体でがんばらないといけませんね。
さて、そんな映画を見るために欠かせない要素、人物の感情や観客がストーリーを理解するための「字幕」を作り出す字幕翻訳家の方々が往年の名作から映画マニアまで唸る奇作までを選んだ
「字幕翻訳者が選ぶ オールタイム外国映画ベストテン」
が来月中旬に発売されます!
今までにはなかった映画評論家とは一味違った側面から選んだ作品の数々は
必見です!
今まで語られることが少なかったこの世界に携わるきっかけや経緯なども合わせて紹介されており、年代関係なく映画好きから翻訳家を目指す人たち、そして業界の方にまでお勧めの一冊となっております。もちろん我が社の社長コージーも入っております!そしてスペシャルな対談もありますので、
ぜひ読んでみてくださいね!
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▽掲載予定翻訳家(一部)
•松崎広幸(アイアンマンシリーズ・ノーカントリー他)
•栗原とみ子(シャンハイ・猿の惑星 創世記他)
•石田泰子(トレインスポッティング・アリスインワンダーランド他)
•吉田由紀子(プリティーウーマン・セックスアンドザシティ他)
•菊地浩司(オーシャンズ13・マネーボール他)
•岡田壮平(ショーシャンクの空に・ワイルドスピードMEGAMAX他)
★特別対談1 菊地浩司(ACクリエイト(株) 代表)×渡辺祥子(映画評論家)
テーマ:『映画評論家からみた字幕翻訳者とは』
★特別対談2 戸田奈津子(字幕翻訳者)×川島清邦 (元配給会社ヘラルド製作担当)
テーマ:『字幕製作の流れ』
★コラム 字幕翻訳の始まり など
「字幕翻訳者が選ぶ オールタイム外国映画ベストテン」 映画翻訳家協会 著
A5版並製 約160ページ 予価1260円(税込)