夕刊フジ より(以下一部抜粋)
> 今から30年前、ロサンゼルス沖のサンタカタリナ島で、謎の水死をとげた米女優、ナタリー・ウッドさん(当時43歳)に関して、ロサンゼルス郡の保安官事務所・殺人課が再捜査を始め、全米を巻き込む報道合戦となっている。
18日、記者会見した警察当局は「詳細は明かせないが信頼性の高い新しい証言をいくつか得た」としたうえで、当時の夫、俳優のロバート・ワグナーは「容疑者ではない」と語った。
ウッドさんは映画「ウエストサイド物語」「理由なき反抗」など56の作品に出演。1981年11月28日、同島で、感謝祭の週末を夫のワグナー、俳優のクリストファー・ウォーケンとともに過ごし、3人でレストランで食事をしてからヨットに戻った。その後、酒を飲んでいたワグナーとウォーケンが口論となり、気がつくとウッドさんがいなくなっていた。翌朝、ヨットから1・6キロ先で溺死体で発見された。
ヨットに装備されていたボートで漕ぎ出して転落したとみられ、当時は「事故」と判断された。
ところが、ヨットの船長だった男が「30年前、ある重要な事実に関して警察にウソをついた」と名乗り出たため再捜査となった。
船長は18日、NBCテレビに出演。「ワグナー氏には相当の責任がある」と語り、さらに波紋を広げている。