シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>来年2012年に放送開始から30周年を迎える大人気SFアニメ「超時空要塞マクロス」全36話が、CSチャンネルのファミリー劇場で一挙放送される。劇場版のメカデザインや演出などでシリーズにかかわり続けている河森正治監督が、その魅力を語る特別番組も放送されるなど、シリーズファン必見のプログラムだ。
劇場版最新作『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』場面写真
リアルな戦闘機を基にした完全変形メカ、バルキリーはじめとする卓越したメカデザインや魅力的なキャラクターで人気を博した「超時空要塞マクロス」。先日最新シリーズの映画『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』のブルーレイ&DVDが発売されるなど、シリーズとして現在もアニメ界で一線の人気を維持している。また、巨大戦艦の中に広がる都市空間や、文化を持たない異星人との接触に彼らとの星間戦争などの本格的なSF要素に、アイドル歌手とパイロット、女性上官による三角関係のラブストーリー、そして「歌の力」が絡む独特の要素はシリーズ毎に受け継がれ、ファンに愛され続けている。
そんな一大SFシリーズの原点が、1982年の放送開始以来、来年で30周年を迎える。CS放送「ファミリー劇場」では、それに合わせ12月にシリーズ全36話の一挙放送が決定。さらに「超時空要塞マクロス放送30周年特別番組~河森正治が語るマクロスの魅力~」と題されたオリジナル番組も放送する。この番組では、演出やメカニックデザイン、さらに24歳にして劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の監督も務め、その後もシリーズを支え続ける河森正治監督のインタビューを交え、その魅力を紹介。河森監督の「クリエイター」としての原点に迫ると同時に、キャラクターデザインを手掛けた美樹本晴彦も出演者に名を連ねており、まさにファン必見の番組だ。さらに番組中で伝えられるキーワードを覚えることで、抽選で豪華グッズの当たるキャンペーンに応募ができる。
記念すべき30周年に向け、シリーズを復習する絶好の機会といえるこの一挙放送。「マクロス FRONTIER」など途中からシリーズを知った層はもちろん、河森監督出演のレア番組と併せ、その魅力を再確認するという意味で、往年のファンにもおすすめのプログラムとなりそうだ。(編集部・入倉功一)
「『超時空要塞マクロス』放送開始30周年記念一挙放送」は12月4日12:30~ほか、11日、18日の3週にわたりファミリー劇場で放送
オリジナル番組「超時空要塞マクロス放送30周年特別番組~河森正治が語るマクロスの魅力~」は12月4日12:00より放送
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