<大野智>「一生忘れられない誕生日」 映画「怪物くん」公開に感無量 藤子不二雄Aも駆けつけ

まんたんウェブ より(以下一部抜粋)


> 人気グループ「嵐」の大野智さんが26日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木で行われた3D映画「怪物くん」(中村義洋監督)の初日舞台あいさつに登場。この日は大野さんの31回目の誕生日ということもあり原作者の藤子不二雄Aさんが花束を持ってサプライズで登場、出演者とともに映画のヒットを願った。大野さんは「今年の1月から2カ月、みんなで協力して作り上げた映画で最高にいい作品になった。一生忘れられない誕生日になった」とあいさつした。

【写真特集】映画「怪物くん」初日舞台あいさつの模様

 藤子さんは「死期が近い老人だけれど、スターと一緒にここに立てるのはこの世の見納め、うれしく思っている。僕の作品は今までたくさんアニメやドラマになったけれどこの映画が最高。観客として楽しく見ました」と語った。

 「怪物くん」は藤子さんの少年マンガが原作。「怪物ランド」の王子・怪物くんと、お供のドラキュラ、オオカミ男、フランケンの怪物トリオが人間界で活躍する物語で、10年4月期に放送されたテレビドラマでは修行のため人間界にやってきた怪物くんらが、人間界唯一の友人ヒロシ、その姉ウタコとともにさまざまな騒動に巻き込まれるというストーリーが展開された。怪物トリオを八嶋智人さん(ドラキュラ)、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(オオカミ男)、チェ・ホンマンさん(フランケン)が演じ、ウタコを川島海荷さん、ヒロシを濱田龍臣君が演じた。

 映画は、「怪物ランド」から再び脱走し、日本に向かったはずの怪物くんと怪物トリオが、どういうわけか「カレーの王国」に着いてしまうところから始まる。「伝説の勇者」と間違われ、歓迎を受けた一行だが、王国の権力者ヴィシャールから反乱軍に捕らわれたピラリ姫(川島さん)を救出するよう持ちかけられて……というストーリー。ドラマの出演メンバーが引き続き、出演している。

 舞台あいさつには大野さん、藤子さんのほか、川島さん、八嶋さん、上島さん、濱田君、チェさん、中村監督、「TOKIO」の松岡昌宏さん、上川隆也さん、稲森いずみさん、北村一輝さん、鹿賀丈史さんが登場。悪魔界のプリンス・デモキンを演じた松岡さんは、3Dのアクションは初めてだったといい、「大野君と戦った後はずっと(デモリーナ役の)稲森さんとべったりして。戦った後にはご褒美があるんだと思いました」と話し、稲森さんは「デモキンに愛されて幸せシーンばかりだった」とうっとり。一方、岩石男を演じた上川さんは「戦ったあとの“ご褒美”はなかったので寂しく撮影所から帰りました」とコメントし笑いを誘うなど、それぞれの撮影エピソードを明かした。