これが新世代の「サイボーグ009」!「001=イワン」のビジュアルが世界初公開!神山健治監督の新作『009 RE:CYBORG』
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
> 石ノ森章太郎氏の「サイボーグ009」を原作に、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズの神山健治監督が現代を舞台に新たに創り上げる新作映画『009 RE:CYBORG』より、「001」ことイワン・ウイスキーのビジュアルが解禁された。プロモーション映像を除けば、本作のゼロゼロナンバーサイボーグのビジュアルが公開されるのは、今回が世界で初めてのこととなる。
神山健治監督の映画『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』場面写真
今回解禁されたのは、「001」ことイワン・ウイスキー。これまでのマンガやアニメではロシア人という設定であり、外見こそ赤ん坊であるものの、その潜在能力の高さはゼロゼロナンバーサイボーグの中でも随一という切り札的存在だ。現在のところ、本作における詳細な設定は明かされていないものの、今回のビジュアルではトレードマークのおしゃぶりなどもちゃんと確認でき、これまでに築き上げられた「009」の世界観を引き継いだキャラクターであることがうかがえる。さらに先日解禁された製作発表PVでは、イワンが主人公の島村ジョーをテレポートさせているような場面が描かれており、本作でもこれまでのテレビアニメ同様、イワンの活躍がゼロゼロナンバーサイボーグたちのピンチを救うことになる可能性は高そうだ。
今回のキャラクタービジュアル解禁は九つのウェブサイトで一斉に行われるもので、「009」こと島村ジョーや「003」ことフランソワーズ・アルヌールのビジュアルも他サイトにて公開されている。これは、散り散りになっていたゼロゼロナンバーサイボーグたちが再び結集し、2013年の現代を舞台に活躍するという本作の内容にちなんだ試みだ。
多くの世代にファンを持つ「サイボーグ009」を神山監督がアップデートした作品ということで、日本国内のみならず、海外からも注目されている本作。10月の製作発表と同時に公開されたプロモーション映像はの再生回数は早くも55万回を突破するなど、来年公開されるアニメーション作品の中でも一二を争う注目作であることは確実だ。今後は続々と新情報が出てくることも予想されるだけに、まだまだ本作の周辺からは目が離せない。(編集部・福田麗)
映画『009 RE:CYBORG』は2012年秋に全国公開予定