スポニチアネックス より(以下一部抜粋)
> 「仮面ライダー」と「スーパー戦隊」の特撮2大ヒーローが、来年ゴールデンウイーク公開の映画「スーパーヒーロー大戦(仮)」で共演する。ライダーは40年、戦隊は36年の歴史の中で、同じスクリーンに登場するのは初めて。双方の歴代ヒーロー計約240人が集結する豪華版で、配給元の東映は春の定番化を目指している。
【写真】歴代の「仮面ライダー」が大集合
登場ライダーは、1971年にテレビに登場した「仮面ライダー」1号から、現在放送中の「仮面ライダーフォーゼ」まで約40人。戦隊は「秘密戦隊ゴレンジャー」(75年)から来年2月に放送開始の“新戦隊”まで約200人。両シリーズは毎年夏に2本立てで公開しているが、スクリーンに同時登場するのは初めて。
敵対する両陣営が戦うという、特撮ファンにとっては夢の対決が実現。ともに過去の戦士に変身する力を持つ「ディケイド」(09年放送)と「海賊戦隊ゴーカイジャー」(放送中)が中心的な存在となり、ディケイド役の井上正大(22)、ゴーカイレッド役の小澤亮太(23)も出演。「仮面ライダー電王」(07年)の人気キャラ「モモタロス」や、電車型タイムマシン“デンライナー”と乗務員の秋山莉奈(26)、駅長などに扮した石丸謙二郎(58)らも登場する。
今年は仮面ライダー生誕40周年、スーパー戦隊35作目のメモリアルイヤーで、双方の“オールスター映画”が話題を呼んだ。「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」で歴代ライダーが集結し、「スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」で歴代戦隊が共闘。東映の白倉伸一郎プロデューサー(46)は今回の夢の企画について「メモリアルの翌年もパワーダウンせず、今年をさらに超えていかなければ」と意気込んだ。
ライダーや戦隊ヒーローの姿で演じるスーツアクターを集めるだけでも困難なプロジェクトで、全国のヒーローイベント出演者だけでなく舞台俳優にも声を掛ける予定。白倉氏は「かなり不可能に近いことに挑戦しているが、春の定番映画にしていきたい」としている。