地球人はバカなのか?『宇宙人ポール』、来場者は3人以上で「宇宙人です」と名乗れば料金が1,000円に!

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


> 映画『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』などで知られるサイモン・ペッグとニック・フロストのSFコメディー映画『宇宙人ポール』の公開が12月23日に迫る中、渋谷・シネクイントにて同作鑑賞者を対象にした仰天の“宇宙人割引”が行われることが明らかになった。宇宙人を連れて3人以上で来場すると入場料金が1,000円になるというものなのだが、自称宇宙人でもOKというかなりアバウトな企画だ。

映画『宇宙人ポール』写真ギャラリー

 アメリカ旅行中のイギリス人オタク二人と、彼らが偶然出会った宇宙人の珍道中を描いた本作にちなんで行われる今回の割引企画。宇宙人を連れて3人以上でシネクイントに来場すると入場料金が1,000円になるというお得なサービスとなっている。その一方で、宇宙人かどうかをどのように見分けるかというのがポイントになってくるが、担当者によると、コスプレなどで見た目からして宇宙人になりきっている地球人はもちろん、「宇宙人です」と自称してさえいればOKとのこと。たとえ地球人が宇宙人になりすましていても劇場側に見分けるすべはないため、とにかく3人以上で来場すれば割引の対象になるようだ。

 確かに古今東西のSF映画の中には、地球侵略などの目的のため、外見を地球人そっくりにしている宇宙人もいる。むしろ外見だけで地球人と宇宙人を見分けようとするのはムチャもいいところであり、そもそも地球人だって宇宙人に含まれるということもできる。そうしたことを劇場側が考えているかどうかは定かではないものの、とにかく来場者にとってお得なサービスであることは間違いない。また、普段は地球人にふんしている宇宙人にとっても、このときばかりは素の自分を見せても大丈夫な貴重な機会となっている。

 早くもツイッターなどのネット上で話題になっている本作。宇宙人割引のほかにも、映画を3回以上観た先客50名に特製Tシャツをプレゼントするというキャンペーンも実施。また、「クリスマスに公開されても、カップルだらけで、一人でなんか観に行けない!」という人のことを考えたのか、シネクイントを含む東京の4劇場では17日より先行ロードショーが決定。いち早く本作を鑑賞するチャンスだ。(編集部・福田麗)

映画『宇宙人ポール』は12月23日より全国公開 シネクイント、シネ・リーブル池袋、ユナイテッド・シネマ豊洲、立川シネマシティでは同17日より先行公開


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