Movie Walker より(以下一部抜粋)


>2012年1月7日(土)に発売されるる「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 シーズン4」のDVDコレクターズボックス。この特典映像に何と「ホワイトカラー」の製作スタッフと、本作スタッフが大喧嘩している映像が収められていることがわかった。

【写真】「バーン・ノーティス」シリーズの製作総指揮を務めるマット・ニックス

「バーン・ノーティス」といえば解雇された元スパイがマイアミを舞台に、地元の悪人をこらしめながら、組織復職への道を探すスパイアクション。既にシーズン6までの製作が決定している人気海外ドラマだ。一方の「ホワイトカラー」はイケメン詐欺師と堅物FBI捜査官がタッグを組んで知的犯罪の解決にあたる異色クライムサスペンス。この2つのドラマは、世界中で人気を二分しており、やはりスタッフどうし、ライバル視するのは当然といえば当然か。

今回、製作総指揮マット・ニックス率いる「バーン・ノーティス」VS製作総指揮ジェフ・イースティン率いる「ホワイトカラー」の悪口合戦の一部を紹介しておこう。先攻は「バーン・ノーティス」スタッフからだ。「『バーン・ノーティス』は刺激的だね。爆発にビキニの女性。向こう(『ホワイトカラー』)はハンサムふたりが話してるだけだよ」「FBIの口達者部門が彼らの仕事場さ」「オフィスでの会話や家での会話やホテルの中や外での会話」と口々に痛烈批判を浴びせる。さらには「『ホワイトカラー』のアクションときたら。ある回なんか、棒で相手を突いていたよ。スタントを使った?」と皮肉たっぷりに駄目だししまくる。これには「ホワイトカラー」側も負けじとやり返す。「握手より危険ならスタント」と冗談で切り返し、「知的犯罪は興味深いが、犯人がヤワなのが難点だ。こちらは麻薬の売人。銃の売人。暗殺者が相手。あちらは紙幣の偽造犯。『ダメだ!印刷するな!』」と笑いながら小ばかにする始末。

続いて後攻、「ホワイトカラー」の攻撃も負けてはいない。「『バーン・ノーティス』はほとんどが爆破とオッパイと銃だ。それとママの喫煙」、「『ホワイトカラー』は会話が面白い。拳銃や誘拐ばかりじゃないよ」、「(脚本を)書けないと爆破」、「それでページを埋める」とバーン・ノーティスの見せ場ともいえるアクションをこき下ろす。遂には演出方法に対してきつい一撃。「モノローグが多いね。あれは脚本家の怠慢だ」、「あのモノローグのせいで彼(マイケル・ウェスティン)がダメなスパイに見える。500万人に手の内を見せてる。クビになるわけさ」と「ホワイトカラー」スタッフらしく言葉巧みに鋭いところを突いてくる。

両者ともに、散々悪態をつきつづけもはや一触即発の危機?というのはもちろん冗談。「バーン・ノーティス」も「ホワイトカラー」スタッフもお互いに認め合っていたので、ご安心を。「バーン・ノーティス」のマット・トニックスは「『ホワイトカラー』の初回を見てイカすなと思った。正直驚いたよ。最高の出来だ。見続けようと決めた」と称賛。「ホワイトカラー」ジェフ・イースティンは「本当は大好きだ。いいドラマだよ。シーズン1は全部見た。あとは忙しくて・・・。登場人物もとても魅力的だ。モノローグは先を越されたよ。同じ曜日に放映する話があった。うちが9時でそっちが10時。残念ながら実現しなかったがぜひ両方見るべきだね」と演出方法を高く評価。人気作品同士で、刺激し合っていることようだ。

これを機に2作品を同時に見るのもいいかもしれない。


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ホワイトカラー DVDコレクターズBOX/マット・ボマー,ティム・ディケイ,ティファニー・ティーセン
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