ジョージ・クルーニー、「俳優連中はグチばかりこぼさず、いかに恵まれているかを認識すべき」

シネマトゥデイ

>ジョージ・クルーニーは、自分の人生がいかに大変かとグチをこぼしてばかりいる俳優仲間にうんざりし、逆にいかに恵まれているかを認識すべきだとコメントした。

ジョージ・クルーニー最新作 映画『ザ・ディセンダンツ(原題)』場面写真

 「僕がケンタッキー州に住んでいたころは刻みタバコを作るのが仕事だった。キツイ仕事だったよ。各家庭を訪問して保険を売っていたこともある。それもキツイ仕事だった。演技をするというのはキツイ仕事ではない。こうやって、座ってインタビューを受けられるのは人生が恵まれていて、成功を手に入れた証拠だ。才能があるのにチャンスを手にすることができなかった俳優をたくさん知っている。確かに仕事は長時間にわたるけど、誰もそんなグチは聞きたくないよ。僕はデパートで女性の靴を売っていたこともある。ひどい仕事だったよ」と俳優業はグチを言えるような仕事ではないとハリウッド・レポーターに語った。

 グチを言うべきじゃないと思うようになったのは、自分が売れないころに一緒に仕事をした大スターがグチっていたのを聞いたことが教訓になっているという。「有名な大スターが、いかに大変な思いをしているか不満ばかり言っていたのを覚えているよ。そんなことを聞きたくはなかった。だから僕はこの仕事は大変だとは受けとめていない。仕事上、何かに挑戦しなければならず、それが困難なこともあるけど、それが大変だとは思わない」と仕事があることを幸運に思い、とにかく楽しく過ごすことを心がけているという