オリコン より(以下一部抜粋)


>歌手の秀香(62)が11月30日、都内で行われた詩『最後だとわかっていたなら』スペシャルイベントに出席した。同名タイトルでCDデビューしている秀香は、昨年4月に母親を亡くしており「他人よりも家族の方が大切な愛を、照れて伝え切れてないと思う。親子も夫婦もお互い、伝えないとわからないと思う」と説き、「いい詩に出会ったので、これからも大事に歌って行きたい」と同曲が持つメッセージ性を歌い継いでいくことを語った。

【写真】佐川睦氏との2ショット

 同イベントでは、秀香と書籍『最後だとわかっていたなら』の訳者・佐川睦氏がトークライブを展開。泣けるソングおよび詩として注目を集めており、秀香は「心が折れそうな時に読むと勇気が沸いてくる」としみじみ。同曲と出会ってからは「娘に大好きと言うようにしている」と一日一日の出会いを大事にしていると明かし「今日を機会に、とにかく大切な人に大好きだったり、素敵だったり、ありったけの愛情を注いで、伝えてほしい。良い輪を広げていただけたら」と集まったファンに呼びかけた。

 佐川氏も「1番大切なのは優しい心だと思う。どんな状況でも、生きている限りは伝えて、実践していきたい。悲しい涙を流して後悔することも必要だし、自分に正直になって素直になることも大事」と語りかけていた。