映画.com より(以下一部抜粋)


秋葉原から宇宙へ――。「AKB48」をモチーフにしたアニメ作品の詳細が12月13日、明らかになった。タイトルは「AKB0048(ゼロゼロフォーティーエイト)」で、芸能活動が禁止された未来世界を舞台に宇宙規模でゲリラ的に活動するアイドルグループを描く。「マクロス」シリーズを生んだ河森正治総監督の新作になる。この日、主要キャストの声優を決める最終オーディションが都内で開かれ、AKB48グループ計200名の中から渡辺麻友ら9人が選抜された。

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 国民的アイドルグループがアニメになって時空を越えた。架空の未来・星歴0048年、世界大戦後に人類は地球外に脱出し、芸能や歌が人の心を乱すものとして規制されアイドルも姿を消した時代。かつての伝説的存在「AKB48」のDNAを受け継ぐ9人組「AKB0048」が立ち上がるというSF大作。

 「AKB48」のキーワード“会いに行ける”をさらに進化させ、自らファンに“会いに行く”アイドル像を打ち出す。あらゆる星でゲリラライブを行い、全力の歌と踊りで暗い世界に明るい光を灯し続けながら、ときに武器を手に戦う少女たちの感動ストーリー。河森総監督が原作も執筆し、ジャパニメーション界の才能がスピーディなアクションやキュートなライブシーンなどアニメファン納得のクオリティで送りだす。

 来春の放送開始を予定(放送局未定)。企画・監修は「AKB48」総合プロデューサーの秋元康氏で、ほかに「ヱヴァンゲリオン」シリーズの大月俊倫エグゼクティブプロデューサーほか各ポジションにそうそうたる顔ぶれが名を連ねる。

 「AKB0048」メンバーの声を任されたのは、生粋のアニメオタクで知られる渡辺(AKB48・チームB)をはじめ、石田晴香(同・チームB)、岩田華怜(同・研究生)、佐藤亜美菜(同・チームB)、佐藤すみれ(同・チームB)、仲谷明香(同・チームA)、秦佐和子(SKE48・チームKII)、三田麻央(NMB48・2期研究生)、矢神久美(SKE48・チームS)の9人。激戦を経て大役を射止めガッツポーズ。渡辺は「絶対に受かりたいと思っていたけれど……本当に嬉しいです。これから9人皆で一緒に頑張っていきたいです」と力を込めた。声優選抜9人はアニメの主題歌も歌う。

 公開形式で行われた最終オーディションには、一次選考を通過した30人が参加。河森総監督、秋元氏らが審査員を務め、声優としての力量だけでなくキャラクターとの合致や声質のバランスなどを加味して9人が選ばれた。ほかにもAKB48グループのメンバーが出演するという。


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