ドバイ国際映画祭で日本勢が大健闘!役所広司&小栗旬『キツツキと雨』は3冠!役所広司は最優秀男優賞も

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>第8回ドバイ国際映画祭の受賞結果が現地時間14日に発表され、ムハ・アジアアフリカ長編部門の最優秀作品賞に劇画作家・辰巳ヨシヒロの半生を描いたシンガポール映画『TASTUMI』(エリック・クー監督)が選ばれた。また日本から参加していた沖田修一監督『キツツキと雨』が最優秀男優賞(役所広司)、最優秀脚本賞、最優秀編集賞の3冠を受賞し、現地入りしていた大森氏勝プロデューサーが代わりにトロフィーを受け取った。

映画『キツツキと雨』場面写真

 ムハ・アジアアフリカ・ドキュメンタリー部門では、2位に砂田麻美監督『エンディングノート』、人権擁護の観点から作品を選ぶ「ヒューマン・ライツ・フィルム・ネットワーク」賞に井手洋子監督のドキュメンタリー『ショージとタカオ』が受賞と、日本勢が大健闘した。

主な受賞結果は以下の通り。

【ムハ・アジアアフリカ長編部門】
●最優秀作品賞
『TATSUMI』(シンガポール) エリック・クー監督

●特別審査員賞
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アナトリア/Once Upon A Time In Anatoloa(英題)』(トルコ) ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督

●最優秀男優賞
役所広司 『キツツキと雨』

●最優秀女優賞 
ファンゴン・ホ・ハイリン 『マザーズ・ソウル/Mother’s Soul(英題)』(ベトナム)

●最優秀脚本賞 
沖田修一 『キツツキと雨』

●最優秀作曲賞 
クリストファー・クー 『TATSUMI』

●最優秀編集賞 
佐藤崇 『キツツキと雨』

●最優秀撮影賞 
グカン・タリヤキ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アナトリア/Once Upon A Time In Anatolia(英題)』(トルコ)

●スペシャル・メンション(女優に対して)
チャンダニ・セネビラフィネ『オーガスト・ドリズル/August Drizzle(英題)』(スリランカ)

【ムハ・アジアアフリカ短編部門】
1位『モダン・ファミリー / MODERN FAMILY(英題)』(韓国) キム・クァンビン監督

【ムハ・アジアアフリカ・ドキュメンタリー】
●1位
『これは映画ではない』(イラン) ジャハール・パナヒ監督

●2位
『エンディングノート』砂田麻美
【ヒューマン・ライツ・フィルム・ネットワーク】
『ショージとタカオ』(日本)井手洋子監督

【ピープル・チョイス・アワード(観客賞)】
『ウェン・サンタ・フェール・トゥ・アース / When Santa Feel To Earth(英題)』(ドイツ)
オリバー・ディークマン監督

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