シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>映画『ニューイヤーズ・イブ』のプロモーションのため来日中のハリウッドスター、ザック・エフロンが14日、丸の内ピカデリー2で行われた同作の試写会付き舞台あいさつに登壇し、サービス精神たっぷりにファンたちと触れ合った。またザックは「日本のファンが世界一」と宣言。会場を熱狂させた。
映画『ニューイヤーズ・イブ』写真ギャラリー
昨日日本に到着したばかりのザックだが、疲れを感じさせないさわやかな笑顔を振りまきながらファンの前に登場。「こんにちは!」と日本語であいさつすると、約2万人の応募者の中から選ばれたという600人のファンは、一斉に黄色い歓声を上げてザックを歓迎した。この日、抹茶やまんじゅう、お餅といった日本食を食べてきたことを明かしたザックは、連日に渡るファンからの歓迎にご機嫌な様子。「本当にファンの皆さんにお会いしたくてたまらなかった。世界中で日本のファンが一番素晴らしい」と笑顔でコメントし、女性客がほとんどを占める会場をさらに熱狂させた。
本作は『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督がメガホンを取り、ロバート・デ・ニーロ、ヒラリー・スワンクなど名だたるスターが出演している話題作。そんな中に名を連ねていることに、ザックは喜びを隠せないようで、「本作に出たかった最大の理由は、世界でも秀でた素晴らしい俳優たちや監督と仕事ができるから。その中に若手を代表して出演できて光栄でした」と感無量の様子でコメント。そして、映画『ヘアスプレー』以来となるミシェル・ファイファーとの共演が一番印象深かったことを明かし、「彼女は長く女優をしていて、非常に有名だしとても美しい。台本を読んだら(ミシェルとの)キスシーンがあって、夢が叶うようでした。(オファーを受けて)すぐにイエスと言いました」と思いをしみじみ語った。
今年は仕事が多忙なあまり、家族と過ごす時間があまり取れなかったというザック。来年に向けて「もっと家族と時間を過ごしたい。旅行をしたいし、日本にももっと来たい。人生は一度しかないので、もっと楽しみたい!!」と何とも好青年さが伝わる抱負を発表。そして最後に、少し早い新年のメッセージとして「心の底から『ハッピーニューイヤー』と言いたい。皆さんの新しい一年が、幸せで健康であることを願います」と会場に呼び掛け、その飾らないキャラクターでファンを魅了した。
『ニューイヤーズ・イブ』は、間近に死が迫った病人と彼を見守る看護師、去年の大みそかに遭遇した女性と交わした約束を忘れることができない男性、以前付き合っていた相手と偶然に再会した男女など、さまざまな事情を抱える8組の人々が、大みそかのニューヨークを舞台にきずなを取り戻そうと奔走する再生と希望の物語。(肥沼和之)
映画『ニューイヤーズ・イブ』は12月23日より全国公開