cinemacafe.net より(以下一部抜粋)
>近年、海外の映画祭や各映画賞をにぎわせる日本人俳優たちの活躍が数多く聞かれる。日本での活動はもちろん、海外で製作された映画にTVドラマ、舞台とその活躍の幅を広げている。“ハリウッド俳優”の仲間入りする者も少なくなく、国境や言葉の壁を越えた彼らの活躍は、同じ日本人にとって嬉しいもの。シネマカフェと旬の俳優のインタビューを中心に映画、演劇の最前線を届ける雑誌「acteur アクチュール」のコラボレーションによるランキング企画では、ずばり「海外での活躍に期待する俳優」をテーマに読者投票を実施した。注目の結果をここで発表!
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海外で活躍するなら、やはり英会話能力は必須! ということで、帰国子女で180センチのモデル体型、さらに容姿端麗の慶應ボーイと、海外でも通用するポテンシャルを持つ水嶋ヒロが並みいる強豪を押しのけ、圧倒的な得票で見事1位を獲得! 映画『BECK ベック』では流暢な英語を披露しており、その語学力はファンはもちろん、広く知られるところ。「語学がネイティブ並みに堪能。容姿が海外の人に引けをとらないほど端麗」(30代・女性)、「あの英語力と美貌で世界を魅了してほしい」(40代・女性)とその期待値はかなり大きい様子。さらに、「自分の意見をきちんと持っている」(30代・女性)、「ストイックに役柄に向き合うところ」(50代・女性)と生まれ持った才能に加え、役者としての資質に期待する声も。
2位には、同じく『BECK ベック』での共演者がランクイン。今年、爆発的に知名度を上げ一躍人気俳優へのステップを駆け上がった明治大学出身の超秀才俳優・向井理。帰国子女ではないが、今年劇場公開された主演作『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』のプロモーション時には、日本外国特派員協会にて行われた会見で外国人記者を相手に堂々の英語スピーチをやってのけ、世間を驚かせた。「英語も堪能だし、体格的にも恵まれている。海外で活躍するいままでの日本の俳優さんにはいない爽やか系」(30代・女性)、「透明感のある視線、日本人ならではの爽やかな雰囲気を世界に広めてほしい」(30代・女性)と英会話能力と共に日本男優ならではの“爽やかさ”を武器に海外進出を望む女性が多数。
一方、惜しくも僅差で3位となったのは岡田将生。現在公開中の『アントキノイノチ』で主演を務め、釜山映画祭での上映や第35回モントリオール世界映画祭での「イノベーションアワード」受賞を経て、海外での評価を集めた岡田さんには「世界共通のイケメン。まだ22歳、可能性を秘めている」(30代・女性)、「アンドリュー・ガーフィールドのような繊細さと、他をよせつけぬ男前。あとは経験でしょう」(20代・女性)とこれからの成長に期待する声が。本作で不安定な若者の心を見事に演じきった彼がどんな俳優に育っていくのか。日本のみならず世界からの注目度は今後増していくはず。
続いて第4位には加瀬亮。クリント・イーストウッド監督作『硫黄島からの手紙』や間もなく公開されるガス・ヴァン・サント監督の最新作『永遠の僕たち』で、上位3名より一足早く海外作品への進出を果たしている。「空気感がしっかりしていて、どこに行っても負けなさそう。出演映画も海外で評価されているから」(20代・女性)と俳優としての実績、安定感ともに申し分ないとの意見が集まった。実は、幼少期をアメリカ・ワシントン州で過ごしている加瀬さん。語学力においても上位3名の中でも実はトップかも?
そして、5位には渡辺謙がランクイン。『ラスト サムライ』への出演以降、“ケン・ワタナベ”の愛称で海外から多数のオファーを受ける正真正銘の“ハリウッド・スター”である。「いままで以上の活躍を期待したい」(60代・男性)という声に表れているように、ハリウッド作品での初の日本人主演の偉業に期待がかかる。
このほかにも、『ヒミズ』で注目を集める染谷将太を始め、高良健吾や二宮和也(嵐)、女優陣では満島ひかり、榮倉奈々といった若手俳優勢に期待する声も多く聞こえた。来年の世界3大映画祭での日本人俳優たちの活躍にも期待したいところ。
「acteur アクチュール」公式サイト
http://www.kinejun.com/acteur/