Movie Walker より(以下一部抜粋)
>12月16日に日米(米はIMAX版のみ)を初めとする世界36ヶ国で公開され、大ヒットスタートを切った『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』。日本ではお正月映画の大本命として343館(636本)で公開され、20代のカップルをはじめ、男女大学生グループ、40代・50代の夫婦連れまで、幅広い観客層が足を運んだ結果、3日間で7億2583万円の興収となる、堂々の1位発進となった。
【写真】ビルの側面を駆け下りるトム。通常では考えられないようなスタントを自らこなす
トム・クルーズといえば、誰もが認めるハリウッドの大スターだ。30年に渡り、俳優・プロデューサーとして輝かしい成功を収め、今までの出演作の全世界興行成績の合計が80億ドルを超えるという、誰一人及ぶことのない偉業を成し遂げたスターである。その内の15本がアメリカだけで1億ドルの興収を超え、また22本が世界で1億ドルの興収を超えている。アクション映画のイメージが強い彼だが、その演技力も高く評価され、アカデミー賞に三度ノミネート、ゴールデングローブ賞を三度受賞している。世界が認め、名実共にハリウッドを代表するスター俳優として君臨しているのである。
そんな彼が「食べてるポップコーンの手が止まってしまうような、お客様が見て楽しめる、笑い合える、そんな作品にしたい」と語る本作。映像では「『M:I』シリーズは大好きだ。面白くてやり甲斐がある。イーサンたちが直面する危機を、僕は楽しみながら撮影に取り組んでいるんだよ」と熱くコメントする。それもそのはず。トム・クルーズはもの作りに対して、一切の妥協を許さない。記憶に新しい来日会見の際には、「僕は何でも自分でやることが好きなんです。そして、人々にエンターテインメントを届けることが大好きです。僕は、あるものに興味を持つとのめり込む性格。体のトレーニングもその一つで、何のトレーニングをするかは映画によって変わってきます。でも、ある時期になると本番が来るので、そこで全力を尽くす。僕は人生の全てをエンターテインメントに尽くしたい人間で、それに携われることがラッキーだと思っています。この情熱は年をとっても消えないものなんです」と、謙虚ながらもエンターテインメントに対する思いを語ってくれた。ハリウッドで君臨し続ける彼の妥協を許さない姿勢は、もの作りに対する強い思いと同調しているのである。
今回、公開するインタビュー映像では、『M:I』シリーズやアクション、ブラッド・バード監督、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、ポーラ・パットン、J.J.エイブラムスについて、さらに公開後、話題となっている金髪美女の殺し屋レア・ゼドゥーについても語っている。既に映画を見た人はもちろん、これから見るという人も、是非このロングインタビュー動画でトム・クルーズの熱い思いを受け取ってほしい。