映画.com より(以下一部抜粋)
60~70年代のアメリカン・ニューシネマ時代に、ハリウッドの王道から離れた場所で映画を作り続け、伝説の監督と呼ばれる、モンテ・ヘルマン監督21年ぶりの新作「果てなき路」の公開に合わせ、ヘルマン監督が人生を語ったインタビュー本「モンテ・ヘルマン語る 悪魔を憐れむ詩」が2012年1月13日に発売される。
「果てなき路」作品情報
B級映画の帝王、ロジャー・コーマンの門下生で、ハリウッド映画とは一線を画した独特の作風でカルト的人気を誇るヘルマン監督は、現在79歳。クエンティン・タランティーノ監督のデビュー作「レザボア・ドッグス」(92)のプロデューサーを務めるなど、若手監督に絶大な影響を与え、タランティーノが審査委員長を務めた10年のベルリン国際映画祭では特別獅子賞を受賞した。
最新作「果てなき路」は、田舎町で起こった謎の殺人事件を元にした映画作りに取り組むミッチェルが主人公。製作渦中で主演女優のローレルと恋に落ち、その不可思議な魅力のとりこになる。やがて映画作りも事件の謎に囚われて、次第に現実との境界線を失っていく……。若手映画監督を主人公に、映画製作の過程とそこで起こる事件を描く。
「果てなき路」は1月14日から東京・渋谷シアターイメージフォーラムで公開。ジェームズ・テイラーとザ・ビーチ・ボーイズのデニス・ウィルソン主演の「断絶」(71)も日本初公開から40年ぶりにニュープリントで上映される。
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