シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>ロックバンドX JAPANのリーダー・YOSHIKIが、第69回ゴールデン・グローブ賞のテーマ曲を作曲することを、同賞主催のハリウッド外国人記者協会(HFPA)が発表した。約70年の歴史を誇る同賞で正式なテーマ曲が制作されるのは今回が初めてのことだという。
今年の賞レースを引っ張る作品?映画『アーティスト』場面写真
昨年11月のイベント時に「実は、今ハリウッドからすごく大きな仕事のオファーが来ているんです」とその存在がほのめかされていたビッグ・プロジェクトがついに明らかになった。アカデミー賞の前哨戦ともいわれる同賞授賞式は、世界160か国以上で視聴され、昨年は1,700万人が観たともいわれる一大イベントだ。
そのテーマ曲を作曲するという大役について、YOSHIKIは「とても光栄なことです。正直、今でも信じられません。作曲中何度も、ああ、ゴールデン・グローブ賞の曲を書いているんだ! ワ-ォ! という気持ちでした。今でも朝起きて、ゴールデン・グローブ賞の曲を書いているんだと確認する自分がいます」とコメントしている。
YOSHIKIが「この曲は美しくありながらキャッチーな曲です。メロディーは癖になるというか、心に残ると思います」と評する同テーマ曲には、HFPAのオ・ライリー会長も同賞のブランドを象徴する楽曲になると太鼓判。「(同賞は)超一流の権威ある式典である一方、エッジのきいたものでもあります。そして僕はクラシックのピアニストであり、ロックのドラマーでもあります。ですから、美しく、かつエッジのきいた曲を作ることは自然の流れでした」と昨年授賞式に出席した経験が曲作りにも反映されていることをうかがわせた。
テーマ曲がお披露目されるのは、現地時間1月15日に行われる授賞式当日。有名スターが一堂に会するだけでなく、パーティー形式のため、「パーティー・オブ・ジ・イヤー」と呼ばれることもある同授賞式を盛り上げるのに一役買うのは間違いない。過去には天皇陛下ご即位10周年記念式典のためのピアノ・コンチェルトや、愛知万博のテーマソングを作曲しているYOSHIKIの新たな代表作だ。(編集部・福田麗)
第69回ゴールデン・グローブ賞授賞式
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