スポニチアネックス より(以下一部抜粋)


> 「KinKi Kids」の堂本光一(33)が7日、福岡・博多座で主演舞台「Endless SHOCK」の初日を迎えた。

 00年の初演以来、東京・帝国劇場で上演されてきた同舞台の地方巡演は初めて。博多座を改装工事し、東京からセットを運び込むなどして、帝劇仕様と変わらないSHOCKを再現した。

 東日本大震災の影響で途中で中止になった昨年3月11日以来の公演。光一は「ついにこの日がやって来た。こうして博多座でSHOCKの時間が動きだすというのがうれしい」と感慨深げにあいさつ。高さ8メートル、22段の階段落ちや数種類の飛び方をするフライングも、帝劇と変わらない規模で披露し九州の観客を魅了した。

 SHOCKは大規模かつ複雑な舞台装置を使用するため、帝劇以外の劇場では開催が不可能とされてきた。それでも、博多座が長年ラブコールを送り続けて初の地方公演が実現。当初は博多ならではの演出も計画されたが、光一とスタッフが協議し「帝劇と同じものを見ていただきたい」という結論に落ち着いた。

 博多座は昨年8月に4000万~5000万円の費用をかけて、天井にフライング用の穴を12カ所開ける改装工事を敢行。スタッフは10月下旬から博多入りして準備を始め、11トントラック25台を使って東京からセットを搬入。帝劇とほぼ同じステージを再現した。

 正月3日から舞台稽古に入った光一も、劇場や舞台の大きさに合わせて臨機応変に対応。博多座は帝劇より天井が高いため、フライングではいつもより約70センチ長いワイヤを使用。助走距離も多めに取るなどの調整をしながら華麗なパフォーマンスを魅せた。

 博多座では31日まで。その後は2月7日~4月30日に東京・帝国劇場で上演される。