Movie Walker より(以下一部抜粋)
>2001年11月にオープンしたコダック・シアターは、翌年2002年から毎年アカデミー賞授賞式が行われてきた“アカデミー賞のシンボル”とも言える存在だが、今年2月26日(日)の授賞式を最後に、別の会場に移る可能性が高いことがわかった。
【写真】2001年にオープンしたコダック・シアターは“アカデミー賞のシンボル”とも言える存在
ハリウッド・レポーター誌が報じたもので、「アカデミー協会とコダック・シアターのオーナーとの契約が切れるため、2013年からアカデミー賞授賞式の会場が変更されることになるでしょう。これは完全にビジネスの問題です。我々はあらゆるオファーに耳を傾け、他の場所を探しています」と、アカデミー理事会のメンバーが語ったという。
多くのスターたちがレッドカーペットを歩いたコダック・シアターからアカデミー賞授賞式が消えてしまうのは、何とも寂しい話だが、既にシルク・ド・ソレイユが、2011年7月22日から10年間、アカデミー賞授賞式開催の時期を除いて、映画をテーマとした新作公演「IRIS」を同劇場で行うことを発表しており、需要があるために、劇場側が値段などの交渉に応じる可能性が低いという見解が強いようだ。
現在、最有力候補には、ロサンゼルスにあるライブ最大の劇場で、アメリカン・ミュージック・アワードの授賞式ほかコンサート、 演劇、ミュージカルも開催されているノキアシアターの名が挙がっているようだが、正式発表はもう少し後になりそうだ。