オリコン より(以下一部抜粋)
>女優の原田知世と俳優の大泉洋が主演する映画『しあわせのパン』の北海道・洞爺湖町先行試写会が13日、行われた。舞台挨拶には、三島有紀子監督が登壇。会場を訪れた1000人以上の町民を前に主演2人からのサプライズメッセージを読み上げた。
映画『しあわせのパン』予告編&作品紹介
原田は「撮影中は大変お世話になりました。北海道のロケは初めてだったのですけれど、あんなに素晴らしい場所で、本当に自然からもいいパワーを頂き、そして何より、皆さんの温かい応援の中、凄く楽しい撮影ができ、ようやく完成しました。皆さまに観て頂けたら本当にうれしいです」と謝意が綴られており、大泉からは「撮影中は、本当に美味しい炊き出しやかに汁であったり、焼肉パーティーも開催して頂いたり、温泉にもつからせて頂いたりと楽しい思い出がたくさんあります。過酷な撮影になることもありましたけれども、皆さまのおかげで本当に癒されて楽しく撮影できました。クランクアップして洞爺の地を去ってみて、本当に寂しくて、知世さんと『寂しいです』というメールを出し合っていました」と、充実した撮影であったことが明かされた。
三島監督は「初めて洞爺湖を見たときに、すごくすごく美しいなと思って、絶対にここで映画を撮りたいなと思いました」と語り、「映画の撮影というのは過酷でみなさんに大変な思いをさせてしまったなって思います。映画を作っている人間が少しでも恩返しができるとすれば、みなさんに好きになっていただける映画を作ることだと思って、みんなで頑張ってきました。一番最初にみなさんにお見せできることが本当にうれしくて、この上映会をしてくださったことに本当に感謝しています」と涙を目に浮かべながら、映画が完成した喜びを分かち合った。
同作は、NHKでドキュメンタリーを数多く制作している三島氏の長編初監督作品で、主題歌となっている矢野顕子with忌野清志郎の楽曲「ひとつだけ」にインスパイアされた三島監督自身が脚本を書きおろしている。東京から北海道の月浦に移り住み、湖が見渡せる丘の上でパンカフェ「マーニ」を始めた夫婦・りえさんと水縞くんの物語。彼らは、さまざまな想いを抱いて訪れるお客と触れ合うことで、幸せを見出していく。
イベントには、洞爺湖町長の真屋敏春氏も登壇した。
映画『しあわせのパン』は、1月21日(土)北海道先行、1月28日(土)全国ロードショー。