まんたんウェブ より(以下一部抜粋)
>16日発表された14、15日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、「ウォーターボーイズ」(01年)や「スウィングガールズ」(04年)をヒットさせた矢口史靖監督の最新作「ロボジー」が、初登場1位を獲得した。全国278スクリーンで公開され、土日2日間で約16万人を動員。興行収入は約2億234万円となった。2位は4週連続で1位を獲得していた「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」で、V5は阻止されたものの、興行収入順では1位を獲得した。
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3位は、 俳優のオダギリジョーさんとチャン・ドンゴンさんが共演した韓国映画「マイウェイ 12,000キロの真実」が初登場。全国300スクリーンで公開され、土日2日間で約7万人を動員し、興行収入約8527万円となった。古谷実さんの青春マンガを実写化し、主人公の染谷将太さんと二階堂ふみさんが第68回ベネチア国際映画祭で日本人初となる最優秀新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)をダブル受賞したことで話題となった園子温監督の「ヒミズ」は、14日に公開され、12位だった。
「ロボジー」は、俳優・五十嵐信次郎としてミッキー・カーチスさんが映画初主演した。弱小家電メーカーの3人組がロボット博出展のために開発した2足歩行ロボット「ニュー潮風」が、博覧会直前に大破。その場しのぎで、ロボットの中に独り暮らしの老人・鈴木重光を入れて出場したところ、「こんな動きは見たことがない」と大評判で、一躍人気者になる……というストーリー。ロボットオタクの女子学生・佐々木葉子を女優の吉高由里子さんが演じ、窓際社員3人組役として濱田岳さん、お笑いコンビ「Wエンジン」のチャン・カワイこと川合正悟さん、川島潤哉さんが出演している。
「マイウェイ」は、「シュリ」「ブラザーフッド」のカン・ジェギュ監督が手がけた。1928年、日本統治下のソウルを舞台にした実話を基にしている。何不自由なく暮らす長谷川辰雄は、使用人として雇われた一家の少年キム・ジュンシクと出会い、走ることを通じてライバルとして成長するが、五輪の選考会でのある事件をきっかけに2人の人生は大きく変わってしまう……というストーリー。「ヒミズ」は、平凡な人生にあこがれる中学3年の少年・住田祐一が、ある事件をきっかけに心に闇を抱え、学校へ行かずに「悪いやつ」を探すようになる……という物語。