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ディズニーのSF映画『ジョン・カーター』が大コケで多額の損失に（RBB TODAY） - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120322-00000036-rbb-ent
＞ディズニーが手掛けたSF映画『ジョン・カーター』が、史上最低の興行収入を獲得した1本になった。
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ウォルト・ディズニー・スタジオは、火星へ送られる軍の指揮官役をテイラー・キッチュが演じ、マーケティングに1億ドル（約84 億円）と製作費2億5千万ドル（約200億円）を費やした同作の損失が、2億ドル（約170億円）になりそうだと明かした。
この結果から、現在の公開3ヶ月の間に、ディズニー社はこの映画において8千万ドルから1億2000万ドル（約67億円から100億円）を損失する可能性があるが、同社の手掛けるテレビ番組のおかげで、会社全体としてはかなりの利益を上げると思われる。
エドガー・ライス・バローズの小説を原作とした同作は、世界各地の興行収入が1億8400万ドル（約150億円）弱程度となっており、映画館所有者がその総額の約半分を受け取る。
大ヒット作『ウォーリー』や『ファインディング・ニモ』を手掛けてきた監督のアンドリュー・スタントンは、自身の映画の製作費には気を配っていないと以前話していた。「僕はいつも巨額の製作費で作品を作ってきた。つまり実際、このやり方しか知らないってことなんだ」「とは言ったけど、製作費がいくらかってことは無視してきたよ。利益がいくらかを心配するなんて感じたことは1度もないよ」。
ディズニーは、年内公開予定の『ブレイヴ』や『アベンジャーズ』など多額の予算費を投じた作品で、損失の取り返しを図るつもりだ。
