「デクスター~警察官は殺人鬼」シーズン6
2012年4月24日(火)21:00より放送開始!
全米騒然!大スターの息子が殺人鬼?!
何やら物騒なキャッチコピーの「デクスター」シーズン6。毎度どんな展開になるのか見当もつかない「デクスター」ですが、今回ワタクシ、試写で第一話だけ見て来たのでここでこっそりネタバレしちゃいます。でもご安心下さい、ドラマの展開とは直接関係がありませんので。
実はね、シーズン6にはあのコリン・ハンクスが出演するのですよ♪ コリンといえば知る人ぞ知る、大スタートム・ハンクスのおぼっちゃま。それで上記の如きキャッチとあいなったわけですが、彼はすでに俳優としての才能を周囲に認められている存在なのでね、いかにも親の七光り的な言われようはちょっと可哀相かな、なんて思います。
コリン・ハンクス、映画では「キングコング」や「ブラックサイト」等に出演してますが、この2作とも仕事上のボスに心酔して常にくっついて歩いているような役でした。いわゆる「金魚のフン」的な役回り。そういえば出世作であるテレビドラマの「ロズウェル」でもヒロインの側をうろうろしてたっけ。それをストーカーと呼ばないのは、彼女の方も彼を嫌いじゃないからだけど、いつまでも友達のままで恋人に昇格できないという蛇の生殺しのような関係でした。なんかいっつもいいように利用されるだけの報われない存在。能力の高さを自分のために生かしてない人。コリン・ハンクスの役といえばそんなイメージがつきまといます。
「デクスター」でも、第一話見た限りではまんまその通りの役だったですね~。まあ、そういうのが似合う人なので、適材適所ってことなのでしょうが。デクスターと直接関わるシーンはなかったのですが、今後どんな展開になってどう関わり合っていくのか、大変気になる第一回のラストでした。
コリンのことばっかり書いちゃいましたが、他のキャラ達のドラマも相変わらず濃厚なようです。デクスターの妹のデボラの口の悪さも健在。デクスターの方は息子の教育に取り組みつつ、本業(?)にも精を出しております。毎度「殺されても惜しくない人物像」を何人も用意しなくちゃいけない脚本家は大変だろうな、等と思ったりして。案外新聞読んでるだけでネタに不足してなかったりして……その方がよっぽど恐いや。
マイアミの青い空と白い雲、紺碧の海と深紅の血の対比が目にも鮮やかな「デクスター」、シーズン6は4月24日より毎週火曜の午後9時開始です。コリン・ハンクスの出ている今シーズン、どうぞお見逃しなく!