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ジャッキーが6億円を注ぎ込んだ超大作解禁! 中国全土が脱力した未亡人軍団の正体とは(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120429-00000009-mvwalk-movi


>昨年、自らが監督・製作を務めた出演100本目となる大作映画『1911』が日本でも公開され、改めて人気の高さを証明したジャッキー・チェン。彼が『PROMISE』(06)などで知られる美人女優セシリア・チャンを主演に迎え、6億円以上の製作費で完成させた超大作映画『女ドラゴンと怒りの未亡人軍団』が4月28日より公開中だ。

【写真を見る】製作費は何と6億円!なのだが、珍妙なビジュアルに!?

約1000年前、“宋”と呼ばれていた中国では、時の皇帝による悪政と戦争のため、国は崩壊寸前だった。隣国との戦争で、将軍である夫を亡くした未亡人の桂英は、同じ境遇にある12人の未亡人を率いて戦場に向かう。戦場とは無縁だったものの、大切な人の敵を討つため命がけで奮起する女たちのドラマに思わず感涙、のはずが、妙齢の女性が派手な甲冑に身を包み、真顔で緩めのアクションに挑む姿は、まさに珍奇。女優陣が真剣であればあるほど、むしろ哀愁さえ感じさせるという、世にも珍しい映画なのだ。

世界に先駆けて公開された中国でも、本作の脱力っぷりが話題となり、中国版ゴールデン・ラズベリー賞と呼ばれる「金掃箒(金のほうき)奨」の各ジャンルに軒並みノミネート。主演のセシリア・チャンは本作で“最も失望させられた女優賞”を獲得している。超大作である本作での彼女の華々しいスクリーン復帰を期待していた観客は、色々な意味で度肝を抜かれたはずだ。

ジャッキーがなぜこの映画を作ったのか? 彼は大丈夫なのか?という心配をよそに、「そこまでの作品がどんなものか見てみたい!」と、一部の好事家の間では既にカルト化しつつある本作。スクリーンで炸裂する未亡人軍団のインパクト大な戦いぶりに大いに突っ込みを入れつつ、楽しんでもらいたい!