>トム・クルーズの歌唱力を人気ミュージシャンたちが絶賛(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120610-00000001-eiga-movi
1980年代を代表するロックナンバーを中心に構成された人気ミュージカルを、アダム・シャンクマン監督が映画化した「ロック・オブ・エイジズ」のプレミアが6月8日(現地時間)、米ロサンゼルスのグローマンズ・チャイニーズ・シアターで行われた。約2000人のファンが結集するなか、出演したトム・クルーズ、ジュリアン・ハフ、メアリー・J・ブライジ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アレック・ボールドウィン、シャンクマン監督らが顔をそろえた。
【フォトギャラリー】プレミアに出席したトム・クルーズら、その他の写真はこちら
ゴージャスかつロックンロールの雰囲気が漂うブラックカーペットに、クルーズはプレミア開始1時間前に到着。熱狂するファンたちにサインをしたり、写真撮影に応じるなど終始ご機嫌の様子だ。1日5時間、週5日のボイストレーニングを敢行して撮影に臨んだだけに「すべての歌がすごく楽しいよ。ガンズ・アンド・ローゼズ、ボン・ジョヴィ、ポイズン。この映画の中にはすごくたくさんの素晴らしい歌があるんだ。映画のサントラはまったくグレイトだよ」と興奮気味に話した。
クルーズの歌唱力には、プロのミュージシャンたちも舌を巻く。英ロックバンド「デフ・レパード」のリック・アレンとフィル・コリンは、「素晴しかった。圧倒されたよ」と口をそろえる。フロリダでのツアー中に撮影現場に招待されたそうで、「彼は歌うことにすごく時間を費やして努力し、勉強したから、実際に僕たちが集まって演奏したとき、映画の中のすべての曲を自分で歌ったんだよ」と絶賛。さらに、「REOスピードワゴン」のケビン・クローニンも「素晴らしかったよ。すごくね。僕はカメオ出演したから、ひと晩中、撮影現場にいたんだ」と述懐する。そして、「みんなハッピーだったよ。音楽は気持ちよくさせてくれるから、映画をつくっている人たちもみんないい気持ちになったんだ。だから、映画を見る人々も、きっと同じようにいい気持ちになると思う」と太鼓判を押した。
映画は、ライブハウスで働きながら歌手を目指す青年ドリューと少女シェリーは、互いの夢を語り合ううちにひかれあうようになる。一方、あこがれのロックバンド「アーセナル」で活躍するステイシー・ジャックスは、富や女におぼれた生活を送っていたが……。劇中でロックスターになりきったクルーズの歌声は、世界48カ国で配信されるという。日本では、6月11日から「シュガー・オン・ミー(デフ・レパード)」がiTunes、mora、レコチョクでの先行配信が決定。
「ロック・オブ・エイジズ」は、9月21日から全国で公開。