押井守監督の「重鉄騎」トレーラーがイベントで初公開!(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120618-00000004-eiga-movi
>「イノセンス」「アサルトガールズ」の押井守監督が制作した、Xbox360対応ゲーム「重鉄騎」コラボレーション・トレーラーが6月17日、東京・秋葉原で行われたスペシャル・トークショーで初公開された。
【フォトギャラリー】「Xbox360感謝祭 in AKIBA」トークショーの模様
発売前のゲームソフトをいち早く体験できるイベント「Xbox360感謝祭 in AKIBA」でのトークショーに出席したのは、「重鉄騎」のプロデューサー、北林達也氏と片岡謙二氏、押井監督の面々。詰めかけたファンが見守るなか、ポーランドで実際の戦車を使って撮影された映像が公開され、大きな拍手が送られた。
同作は、電子機器が使えなくなった近未来を舞台に、戦車のような砲塔を持つ二足歩行兵器“鉄騎”によって繰り広げられる国際紛争を描くもの。プレイヤーは、アメリカ軍の兵士として鉄騎に乗り込み、同乗する部下と連係を取りながらさまざまな戦場をくぐり抜け、「プライベート・ライアン」や「ブラックホーク・ダウン」ほか、戦争映画さながらの臨場感を体験することができる。
押井監督は、リアリティを追求した同作について「自分がやろうとしている世界観ととても近い」と解説し、「ゲームのオープニング・ムービーはCGでやるのが普通だが、あえて実写でやってみたかった」と製作の意図を振り返った。そして「戦車(の内部)はとにかく狭い。いったんハッチを閉めると、二度と出てこられないんじゃないかという不安や恐怖は、実際に撮らないと伝わらないんです。アニメやCGでやると、都合のいいように(空間を)広く描いてしまうから」と、演出の意図を明かした。
さらに、“戦うヒロイン”や“犬”という押井監督おなじみのモチーフが満載のトレーラーは「色々な仕事をしているが、いつも(長編)映画にならないかなと考えながら作っている。今回もキャラクターのバックボーンから考えているし、どうやれば(戦車映画が)撮れるかもわかって、頭ができています。あとは(発売元の)カプコンさん次第ですよ(笑)」と、映画化の構想をぶち上げた。
「重鉄騎」コラボレーション・トレーラーは、6月18日17時より「Xbox LIVE マーケットプレース」(http://marketplace.xbox.com/)にて配信予定。ゲームソフト「重鉄騎」は、6月21日カプコンより発売。