玉木宏主演、鴻上氏脚本 日テレ新ドラマ枠で初タッグ(スポーツ報知) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000003-sph-ent
> 俳優の玉木宏(32)が、日テレ系映画番組「金曜ロードSHOW!」(金曜・後9時)に新設されるドラマ枠の第1弾作品「ファミリー・コンプレックス」(仮題、7月27日放送)に主演することが21日、分かった。演出家の鴻上尚史氏(53)が初めてドラマ脚本を手掛け、玉木は“レンタル家族”を事業とするエリート社長役を演じる。同枠では年間4本の2時間ドラマを放送していく。
玉木が日テレドラマに初主演し、鴻上氏とタッグを組む。「ファミリー―」は、1月に解散した劇団「第三舞台」主宰の鴻上氏が企画・発案。「天使は瞳を閉じて」でゴールデン・アロー賞、「スナフキンの手紙」で岸田國士戯曲賞など数々の演劇賞を受賞した同氏が、初めてテレビドラマの脚本を書いた。
結婚式で両家の人数を釣り合わせるために親族を送り込んだりする冠婚葬祭の代理出席、お受験する親の面接の代行など、依頼者の要望に応じて「理想の家族(キャスト)」をレンタルする人材派遣会社が舞台。笑って、泣けて、心に響くホームドラマになるという。
この会社の社長を演じるのが玉木。東大出身で、「困っている人を手助けして社会貢献する」「犯罪には加担しない」を理念に事業を展開する。ある日、がんで余命わずかな男(竹中直人)から「家族に愛されながらみとられて死にたい」と依頼され、引き受けるのだが―。
21日に撮影がスタートした玉木は、作品について「どんどん世界に引き込まれていく。台本が素晴らしく、おもしろい。ぜひ成功させたい」と意欲十分。「人や人間関係をレンタルする不思議な話。主人公は『人助けの会社』という思いが強いので、そう思いながら演じている」と話した。
鴻上氏は「『家族とは何か』を深刻にならず、けれど、深く楽しく描いたつもりです。笑って見ながら、自分にとって家族とは何だろうと、考えてもらえるとうれしい」とコメントを寄せた。
1985年から27年間放送された「金曜ロードショー」は、4月から番組名を「金曜ロードSHOW!」に変更し、ドラマ枠を新設。今作がその第1弾で、年間4本の2時間ドラマを放送していく。