東野圭吾×長澤まさみ出演ドラマについて中井貴一が断言!「視聴率が悪いならドラマをやめた方がいい!」(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120703-00000033-flix-movi


 3日、フジテレビで木曜劇場「東野圭吾ミステリーズ」第1話「さよならコーチ」の試写会が行われ、本作でナビゲーターを務める中井貴一が「もしこのドラマの視聴率が悪かったら、東野さんの原作が面白くないか、もうドラマなんて作らない方がいいということ。責任は僕がとります!」と意気込んだ。

 東野圭吾の初期の短編小説集「犯人のいない殺人の夜」「怪しい人びと」「あの頃の誰か」の中から厳選した11作品を、週替わりで11人の主演俳優を迎え、実写化する本作。週替わりで、異なる主演俳優で異なる物語が展開される1話完結の野心的なミステリードラマ集だ。

 中井が演じるのは、ミステリー雑誌「月刊ホワイダニット」の編集長・倉敷。架空の雑誌編集部を舞台に、これから始まるストーリーへと視聴者を誘う案内人的な役割を演じる。この役について「この仕事をやると聞いた友人から、そんなお茶を濁すような仕事をしていいのか、というメールが来ましたが、とんでもない。実はナビゲーターが一番の連続ドラマになっていて、そこでも事件を解決しながら、きちんと話を紹介することになっている」と自身の役柄について解説。

 この日上映されたのは、記念すべき第1話となる「さよならコーチ」。唐沢演じる愛弟子を自殺で失った実業団のアーチェリー部のコーチ石上が、愛弟子の死の真相に迫る物語だ。その後も、坂口憲二、松下奈緒、観月ありさ、反町隆史、長澤まさみ、戸田恵梨香、三浦春馬、広末涼子、篠原涼子、鈴木京香らを主演にした超豪華な布陣のドラマが続く。

 豪華俳優陣について聞かれた中井は、「出演者もさることながら、輝いている監督が11話を撮る。監督たちも競争原理で、自分が一番面白いものを撮ろうと頑張る。そこに輝いている俳優が出演するわけですから、面白くないわけがない。もしこのドラマの視聴率が悪かったら、東野さんの原作が面白くないか、もうドラマなんて作らない方がいいということ。責任は僕がとります!」とキッパリ。自信を見せた。

 中井の言う通り、演出陣も、河毛俊作、澤田謙作、河野圭太、川村泰祐、小林義則、石井克人、林徹、宮本理江子などの精鋭たちが参加。豪華俳優陣と共に、豪華演出家陣の競演にも期待したい。(取材・文:壬生智裕)

フジテレビで木曜劇場「東野圭吾ミステリーズ」は7月5日より毎週木曜10時より放送