菊地凛子、ギレルモ・デル・トロの怪獣&ロボット映画出演でコミコン登場!「緊張してます」【コミコン2012】(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120716-00000002-flix-movi
ギレルモ・デル・トロ監督の怪獣&ロボット映画『パシフィック・リム(原題) / Pacific Rim』に見習いパイロット役で出演する菊地凛子が、現地時間14日、米サンディエゴで開催中のコミコンに、ロン・パールマンらキャストと共に出席した。
映画『パシフィック・リム(原題) / Pacific Rim』コミコン会見ギャラリー
パネルディスカッションは、コミコンでも最大の6,500人を収容するホールでの開催とあって、ファンの熱気も倍増といったところ。菊地は短いショートパンツ姿で颯爽(さっそう)と登場、紅一点ということもあって、すらりと伸びた足が特に目立った。
本作の予告編が上映されると、観客は熱狂。それもそのはず、怪獣やロボット好きが中心のコミコンファンにとって、本作はその両方を兼ね備えた夢のような映画だからだ。こだわりもものすごく、怪獣のデザインは40ほどの中から数体に絞られたことや、ロボットのアクションに人間の動きを反映するモーション・キャプチャーは使わず、よりロボット的な動きをつけたこと。そのほか、巨大な怪獣が歩いたときに道や車が揺れるよう、街のセットをつるして撮影されたことなど、さすがこだわりと根気で知られる『パンズ・ラビリンス』のデル・トロ監督らしいエピソードが明かされた。
会場からの質問は、その監督とコミコンファンに大人気の『ヘルボーイ』に主演したロンに集中。菊地は一言「緊張しています」とコメントしただけに終った。会場で彼女が『バベル』に出演した女優とわかった人さえ少ないかもしれない。
しかし、コミコンを象徴するかのような本作に出演したことで、その認識も多いに変わることだろう。日本のアニメーションや怪獣文化がアメリカに浸透した今、本作はそのシンボル的存在としての地位を確立する可能性大だ。本作の出来と、菊池の演技に期待が高まる。(取材・文:こはたあつこ)