柳沢慎吾、映画『マダガスカル』最新作でパトカーネタを投入(オリコン) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120728-00000313-oric-movi
ニューヨークの動物園を飛び出したライオンのアレックスら動物たちの奮闘を描いたアニメ映画『マダガスカル』もシリーズ3作目に突入。8月1日(水)の公開を前に、登場キャラクターのなかでダントツのハイテンションを見せるシマウマのマーティを演じてきた柳沢慎吾に役柄への愛着、そして収録現場の裏話をきいた。
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同シリーズは2005年の1作目公開から7年を経て、最新作では初の3Dに挑戦。08年の前作から4年ぶりの登板となった柳沢は、開口一番「3Dでしょ!? だから飛びだしちゃうよ! 子ども達とかすっごい喜ぶよね!」と、マーティに並ぶハイテンションでまくしたてた。
「過去作品を見直すこともなく、スタジオに入ってそのまま録っちゃたんです! 頭で何かを考えるかじゃなくスッと入り込めましたね。顔が似てるからかな? 画面を見て我ながら“似てるな~”って。ソックリだもんね(笑)」と、満足そうに看板のマーティと自分を交互に指さした。
「前回は100匹分のシマウマの声を演じたのが大変だったけど、今回はなんといっても歌! 難しかったね~」と自ら切り出す柳沢。質問をする前からポンポンと話が飛び出していく。「英語の歌詞なんて歌ったことないから、譜面にカタカナの歌詞を書いてもらって、意味は解らないけどとにかく楽しみながら歌いました」と勢いにまかせた。「もう歌い終わったら“ドッ”と疲れましたね」と、座ったまま両手をだらりと下ろし、首をうなだれてみせた。
例えば「ニューヨーク ニューヨーク♪」と歌うだけでもなかなかうまくいかず、「困ったよね~。それでさ、頭の中で“にゅーよーく⇒入浴”に変えてね、桶で体に水を浴びせる振付をしながら歌ったらOKがでたんだよ!」と言い慣れた言葉に変換し、身ぶり手ぶりを駆使して自分のリズムを掴んだという。「ブースの方を見たら、みんな手を叩いて爆笑してましたね」と、持ち前のサービス精神で場を和ませる。
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柳沢とえいば前作、前々作と「アバヨ」など持ちネタをセリフにして日本語吹き替え版ならではの楽しみも盛り込んでいたが、今回は“ヨーロッパで指名手配”にちなみ、パトカーのサイレンを投入したという。「ヨーロッパと日本版の2つバージョンでパトカーのサイレンを録ったから、どちらかが流れるかもしれないよね!」。取材中、終始ころころと変わる表情からも楽しさが伝わってくる。
マーティと柳沢。一番似ているところは、ルックスもさることながら、劇中ではレインボーアフロをかぶって踊りまくるなど、周囲をパッと華やかにするそのパワフルさ。長期間にわたり接してきた作品、役柄への思いは深く「こうなったら“マーティ慎吾”に改名してもいいかなって思うよね! 愛しい役です。本当に」。全収録を終えた今、充実感たっぷりに「ホッとしました」と満面の笑みを見せていた。