「アイアンマン」ダウニー・Jrが『アベンジャーズ』を語る!インタビュー映像が公開!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120806-00000004-flix-movi
映画『アイアンマン』シリーズのロバート・ダウニー・Jrが、まもなく日本公開される映画『アベンジャーズ』について語るインタビュー映像が公開された。『アイアンマン』シリーズの成功を「現実味のあるストーリーのおかげ」と分析したダウニー・Jrは、本作にも『アイアンマン』で培われたストーリーテリングが応用されていることを明かしている。
『アベンジャーズ』ロバート・ダウニー・Jrインタビュー映像
ダウニー・Jrが演じるトニー・スターク=アイアンマンの魅力は、何といっても無類の女好きのプレイボーイにして天才発明家であるという、そのひょうひょうとしたキャラクターにある。それでいながら、強い正義感と信念を持っており、時には危険を顧みず行動するさまが多くの映画ファンに支持され、これまでに製作されたシリーズ2作は大成功を収めた。
その一方で、その自由気ままな性格がチームプレイの妨げになることもある。とりわけ『アベンジャーズ』でのアイアンマンは、キャプテン・アメリカをはじめとする「アベンジャーズ」メンバーと衝突を繰り返しており、もともとはアイアンマンの魅力だったそうした面がチームにとって、マイナスになっている点は否定し難い。
だが、そんなアイアンマンが本作の成功の鍵を握っているのだとダウニー・Jrは分析する。『アイアンマン』シリーズの成功を「現実味のあるストーリーのおかげ」というダウニー・Jrは、本作についても、「メンバー同士のリアルなやり取りが現実味を生んでいると思うね」と断言。アイアンマンと他メンバーとの確執という身近な描写が、現実離れした能力を持つキャラクターが多い本作の世界観にリアリティーをもたらしているのだという。
そもそも、アイアンマンが初登場した2008年公開の『アイアンマン』は、本作へと続くシリーズの第1作目として製作された背景があり、作中の「アベンジャーズ」計画についても最初に知らされるのはトニー=アイアンマンだ。その点で、アイアンマンは「観客に計画の全貌を伝える役割」を担っており、ある意味では観客に最も近いキャラクターとして描かれている。そのアイアンマンがチーム内の確執の中心にいることで、観客をより物語に没入させる効果を生み出しているのだ。
アイアンマンをはじめ、ソー、ハルク、キャプテン・アメリカといった人気キャラクターが一堂に会する本作は、オールスター映画としてはもちろん、それぞれのキャラクター視点で観るというのも一つの手。一本の作品で何度でも楽しめる作品になっている。(編集部・福田麗)
映画『アベンジャーズ』は8月14日より全国公開