『アベンジャーズ』最強の敵・ロキ!邪悪だけど無邪気?そのギャップにイチコロなインタビュー映像が公開!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120822-00000010-flix-movi
大ヒット公開中の映画『アベンジャーズ』より、最強の敵・ロキを紹介する映像が公開された。地球を征服するため、軍隊を組織するだけでなく、マインドコントロールによってヒーローたちを手玉に取るという、硬軟織り交ぜた能力で「アベンジャーズ」を苦しめるキャラクターだ。
映画『アベンジャーズ』ロキ紹介特別映像
ロキは、『マイティ・ソー』にも登場したソーの義弟。かつて神の国アスガルドの王位を狙うものの、ソーに阻まれたことにより復讐(ふくしゅう)に燃え、本作ではソーの守る地球を征服しようと企む。演じるのは『マイティ・ソー』に引き続き、トム・ヒドルストンだ。
本作のジョス・ウェドン監督は当初、ロキのほかにも悪役(ヴィラン)を登場させようともくろんでいたという。だが出来上がった脚本は「アベンジャーズ」VSロキという構図が明確なものに。それは、ロキ一人だけでも十分にストーリーが成り立つという判断に加え、マインドコントロールというロキの能力が本作のテーマにこれ以上ないほどうまく合致したためだと明かしている。
本作の見どころの一つとなっているのは、アイアンマン、ソー、キャプテン・アメリカなど、あまりに力が強すぎるためにぶつかり合うヒーローたちが「アベンジャーズ」として一つになるまでの過程の人間ドラマ。心を操るというロキの能力により、ホークアイが敵側に寝返ってしまうという展開も物語に深みを与えており、結果として、この先どう転んでいくかわからないというサスペンスたっぷりなストーリーになっている。
魅力的な作品には、魅力的な悪役が付きもの。『マイティ・ソー』で一躍ブレイクを果たしたトム・ヒドルストンはその後、スティーヴン・スピルバーグ監督の『戦火の馬』、ウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』に立て続けに出演するなど、最も注目されている若手俳優の一人。本作の演技にも実に見事なものがあり、ロバート・ダウニー・Jrも絶賛。その一方で、映像中でインタビューに応えるトム自身は、ロキとは正反対に無邪気な顔を時折見せるなど、そのギャップが魅力の一つになっていることを感じさせる。(編集部・福田麗)
映画『アベンジャーズ』は公開中