ゾンビ軍団VSスワット部隊VS極悪マフィア!台湾発にして初のゾンビ映画公開決定!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120831-00000026-flix-movi


中国発の死体妖怪キョンシーをキュートな女の子が退治するコメディードラマ「来来!キョンシーズ」を送り出した地、台湾初のゾンビ映画『Z108地区 ~ゾンビ包囲網~』の日本公開が決定し、手加減ナシのエログロ描写に期待できる予告編が公開となった。

映画『Z108地区 ~ゾンビ包囲網~』予告編

 本作の舞台となるのは、ゾンビ・ウイルスによるパニックのため避難勧告が出された都市圏「108地区」。逃げ遅れた市民を救出するため送り込まれたスワット部隊が、マフィアが横暴の限りを尽くし、猟奇犯罪者が美しき若妻を誘拐・監禁するなど、無政府状態となった危険地帯から決死の脱出を試みる姿を描く。

 監督・脚本・製作を務めたのは、台湾の新鋭ジョー・チェン。かねてより血みどろゾンビ映画制作を希望していたというチェン監督だが、そのたび友人から「資金を集めるには家族を描いた脚本を書いて、政府の助成金を求めるしかない」と忠告されていたという。しかし監督は諦めず、Facebookなどを通じた出資者募集や、インパクトある予告編を制作して話題性を高めるなど、地道な行動の末に製作にこぎ着けた。

 公開された予告編は、ゾンビ軍団による人体破壊描写はもちろん、美女を誘拐する犯罪者、マフィアとスワットの銃撃戦などが矢継ぎ早に登場し、初のゾンビ映画とは思えないほどのクオリティー。容赦ないエログロ描写と迫力のアクションにも期待がかかる映像となっている。

 チェン監督も「残酷で、血みどろで、全裸の女性が出てきたりと、とにかくエログロな作品です。僕は教育的な意味合いの作品を撮ろうなんて思っていませんし、観て楽しかったらいいじゃないか、って思うんですよ」と本作への思いを吐露。ゾンビ映画ファンはもちろん、これまで台湾映画界に興味がなかった層にとっても、必見の作品といえそうだ。(編集部・入倉功一)

映画『Z108地区 ~ゾンビ包囲網~』は929日よりヒューマントラストシネマ渋谷にて公開