リドリー・スコット監督ファン必見!『プロメテウス』映画史に残る謎に触れる新ビジュアル公開!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120907-00000026-flix-movi


映画『エイリアン』『ブレードランナー』のリドリー・スコット監督が手掛ける最新SF『プロメテウス』から、往年のスコット作品ファンにとって、非常になじみの深い(!?)知的生命体の姿をとらえた、新たな劇中シーンのビジュアルが公開された。

映画『プロメテウス』写真ギャラリー

 スコット監督が最新の3D映像を駆使して、「人類の起源」を描くということ以外、ほとんどの内容がベールに包まれていた本作。地球の古代遺跡に残された人類誕生の謎をひもとくヒントに基づき、宇宙船プロメテウス号で謎の惑星に降り立った科学者たちが遭遇する、衝撃の事実と恐怖が語られる。

 今回公開された劇中シーンでは、有機的なデザインの機械内に鎮座する、知的生命体とおぼしき存在が登場。人類にとって神か悪魔か。気になるところだが、実はこの機械や生命体のデザインは、往年のスコット監督ファンにはなじみ深いもの。本作が人類誕生だけでなく、あの名作SF誕生の謎にも関係する作品であることをうかがわせる。

 「わたしが言えるのは、互いにつながっているってこと」というスコット監督は、これまでの監督作に登場した企業名を例に挙げ「『ブレードランナー』では、タイレル社が登場し、彼らの生産物のごく一部がたまたまレプリカント(人造人間)だった。『エイリアン』では、宇宙船のノストロモ号を所有しているのはウェイランド=ユタニ社だったが、『プロメテウス』ではピーター・ウェイランドが経営する企業ウェイランド社が登場する」と気になる情報を明かしている。

 また、本作は観客に「神とは何者か? 神に会えたとして、神が実は悪魔だったらどうするか?」疑問を投げ掛けるという監督は、「映画を見終わったとき、観客はまったく予想もしなかった世界を経験しているはずだ」とテーマにも言及。人類の進化の歴史だけでなく、映画史に残る謎に迫る一本としても注目したい。(編集部・入倉功一)

映画『プロメテウス』は全国公開中