ボーイング777をジャック!? ニュージランドが『ホビット』に染まる!(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120911-00000009-cine-movi
映画史に残る伝説を創り上げた『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの完結から8年、ピーター・ジャクソン監督がそのプロローグにあたるJ.R.R.トールキンのもう一つの傑作小説を、映像化する『ホビット』シリーズ三部作。9月11日(火)、ニュージーランド大使館・大使公邸にて、本シリーズとニュージランド政府観光局との全世界でタイアップ展開される「100%中つ国、100%ピュア・ニュージランド」の記者会見が行なわれた。
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舞台はフロド・バギンズの“指輪”を巡る旅が描かれた『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの60年前の世界。フロドの養父であり、指輪の前の所有者であるビルボ・バギンズを主人公に、彼が国を救うための冒険で指輪を手にするまでの物語が3部作にわたって描かれる。
記者会見には来日中のジョン・キー・ニュージーランド首相兼観光大臣、そして『ホビット』シリーズを配給するワーナーエンターテイメントジャパン代表のウィリアム・アイアトン氏が登壇。『ホビット』の世界観を表現したニュージーランド政府観光局の新CMの劇場上映や、公式WEBサイト、ソーシャルメディアを通じて、中つ国(ミドル・アース)の聖地・ニュージーランドの情報配信、『ホビット』の撮影地・ホビット庄へのガイド付き日帰りツアーなどが実施されることが発表された。ワーナーのアイアトン氏は「私自身ニュージーランドを訪れたことがありますが、大自然の中でいまにも『ホビット』のキャラクターが出てくるのではないかと感じました。ニュージーランドが雄大な土地と、その景色の素晴らしさをお伝えするには、映画『ホビット』のスケール感とクオリティを実感して頂くのが適切であります」と語る。
ニュージーランド首相兼観光大臣のキー氏も「舞台となったニュージーランドには、映画のキャラクターはもちろんいませんが、夢のような美しい景観は本物です。今回の『100%中つ国、100%ピュア・ニュージーランド』キャンペーンでは、ニュージーランドを訪れた観光客のみなさまに、実際に体感できるリアルな経験とエキサイティングな冒険をお届けするものであると信じております」と自国の魅力を存分にアピール。また、当日には本作とグローバルパートナーシップを結ぶニュージーランド航空のプロモーションも発表となり、英国・北米発着便のボーイング777が『ホビット』仕様にジャックされたことが明らかに! 機体はもちろん、離陸前に放映される安全ガイドビデオの『ホビット』特別バージョンが機内で上映され、客室乗務員の耳がホビット族の耳になるなどの演出もされているという。今後はニュージーランド航空のサイト限定で、各種コンテストや独自のファン対象イベントも計画する予定だ。
この冬より公開となる第一部を皮切りに、再び世界中を虜にすること間違いなしの『ホビット』シリーズ。夢と魔法の大地・ニュージーランドもホビット一色に染まり、公開に向けてますます盛り上がりを見せそうだ。
第1部『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日(金)、第2部『THE HOBBIT:THE DESOLATION OF SMAUG』(原題)は2013年12月13日(金)、第3部『ホビット ゆきて帰りし物語』は2014年7月18日(金)に日本公開を予定。