ニュージーランドが『ホビット』一色に? ロケだけで終わらない!(RBB TODAY) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120911-00000023-rbb-ent
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ完結から8年、ピーター・ジャクソンが新たに監督したエピック・ファンタジー・アドベンチャーが『ホビット』シリーズ3部作だ。2012年からニュージーランドが『ホビット』一色になる。
他の写真を見る
9月11日、東京のニュージーランド大使館 大使公邸で、『ホビット』シリーズとニュージーランド政府観光局との、全世界で展開される大型タイアップ「100%中つ国、100%ピュア・ニュージーランド」が発表された。『ホビット』シリーズの撮影がウェリントンのストーン・ストリート・スタジオを中心にニュージーランド周辺で行なわれた縁だ。
『ホビット』の世界観を表現した、ニュージーランド政府観光局の新コマーシャルの上映や、公式ウェブサイト、ソーシャルメディアを通じて、中つ国(ミドル・アース)の聖地ニュージーランドの情報配信、『ホビット』の撮影地ホビット庄へのガイド付き日帰りツアーなど、今後の取り組みに関して公表された。
また、本作とグローバルパートナーシップを結ぶニュージーランド航空のプロモーションも発表、「中つ国」の公式エアラインとなる。英国・北米発着便のボーイング777(2機)を『ホビット』仕様にジャック。機体はもちろん、離陸前に放映される安全ビデオの『ホビット』特別バージョンが機内で上映され、客室乗務員の耳がホビット族の耳なるなどの演出もあるという。ニュージーランド航空のウェブサイトでは、各種コンテストやファン対象イベントも予定されている。
記者会見では来日したジョン・キー・ニュージーランド首相兼観光大臣、そして『ホビット』シリーズを配給するワーナーエンターテイメントジャパンのウィリアム・アイアトン代表が登壇。
キー大臣は「舞台となったニュージーランドでは、映画キャラクターは登場しませんが、美しい景観は本物です。観光客にリアルな経験と冒険をお届けします」と語る。いっぽうアイアトン代表は「私自身ニュージーランドを訪れたことがありますが、今にも『ホビット』のキャラクターが出てくるのではないかと感じました。ニュージーランドの景色の素晴らしさを伝えるには、映画『ホビット』で実感してもらうのが適切です」と述べる。
『ホビット』シリーズでは、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作で描かれたフロド・バギンズの指輪を巡る旅から、さらに60年をさかのぼった世界が舞台。前シリーズで指輪の所有者となったフロドの前の所有者であるビルボ・バギンズが主人公となり、彼らの国を救うための冒険で指輪を手にする物語が描かれている。第1部『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日日本公開(配給:ワーナー・ブラザース映画)。