ダニエル・クレイグが「007」最新作の撮影を語る特別映像を独占入手(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120912-00000017-eiga-movi


ダニエル・クレイグが主演する、人気スパイシリーズの最新作「007 スカイフォール」の特別映像を、映画.comが独占で入手した。ロンドンで行われた撮影の様子や、クレイグをはじめサム・メンデス監督、ジュディ・デンチが撮影を振り返ったインタビュー映像を盛り込んだ。

【動画】「007 スカイフォール」メイキング&インタビュー映像

 「アメリカン・ビューティー」のメンデス監督がメガホンをとった、シリーズ第23弾。ボンドの上司Mを中心にストーリーが展開され、ボンドがMにつきまとう過去の亡霊とMI6を標的とする脅威に立ち向かう。仏女優ベレニス・マーロウと英女優ナオミ・ハリスがボンドガールに抜てきされ、ハビエル・バルデムが悪役を演じている。

 ロンドンを拠点に活動してきたメンデス監督は、「難しかったのは映像映えしないロンドンをどのように撮るか、いかに映画のムードや緊張感を表現するか。非常にやりがいのある挑戦だったよ」と述懐。ロンドン行政の中枢であるホワイトホール、テムズ川にかかるヴォクスホール・ブリッジ、ヨーロッパ最大の精肉市場スミスフィールド・マーケット、地下鉄の駅などで大規模な撮影を敢行し、「ロケ地としては定番のスポットだが、アングルや撮り方にこだわった。住む者ならではの視点がいかせたはず」と自信をのぞかせた。

 「007 カジノ・ロワイヤル(2006)」「007 慰めの報酬」に続き、主人公ジェームズ・ボンドを演じたクレイグは「撮影は、ロンドンの新たな一面を探りつつ、『007』らしさを追求した。新境地を開くべく妥協は一切許さなかった」と思い入れの強さを語っている。そして、「“ロンドンらしさ”は英国国旗を掲げれば出るものじゃない。美しくもダークな街に仕上がったと思う。ここはボンドの故郷だ」と話した。

 「007 スカイフォール」は、12月1日から全国で公開。