『エクスペンダブルズ2』の前に必ず観ておけ!?鉄板モノから底抜け大作まで1980年代傭兵アクション大特集!-映画秘宝(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120924-00000019-flix-movi
シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ジャン=クロード・ヴァン・ダムにチャック・ノリス……1980年代を席巻した筋肉スターが集い、不死身の傭兵(ようへい)軍団が筋肉と爆発で全てを解決する姿を描くアクション映画『エクスペンダブルズ2』が、10月にようやく日本公開を迎える。
映画『エクスペンダブルズ2』場面写真
映画専門雑誌「映画秘宝」11月号では、そんな1980年代テイスト全開の本作を楽しむために鑑賞必須、しかし観るのは難しい傭兵アクション映画を特集。鉄板モノの傑作から珍作、底抜け大作までそろえ、まるで観たかのような気分にさせる(!?)コラムと共に紹介している。
「地獄の80年代 傭兵アクション映画10」と題された本特集では、傭兵モノの傑作として名高い『ワイルド・ギース』やポール・ヴァーホーヴェン監督の渡米作品第1弾『グレート・ウォリアーズ/欲望の剣』といった比較的知られた作品から、極悪女囚軍団が大暴れする『アマゾネス・コマンドー/美女脱獄囚:地獄のX作戦』、サモ・ハン・キンポー監督『イースタン・コンドル』など知られざる傑作まで網羅。日本未公開率の高いマニアックな選出となっている。
中でも興味深いのが、何と原題がそのまま「ザ・エクスペンダブルズ」(THE EXPENDABLES)なベトナム戦争映画『特攻部隊フルメタル・ソルジャー』。コラムを執筆した江戸木純氏によると、本作は無記名ながらB級映画の帝王ロジャー・コーマン率いるコンコード社製のベトナム戦争モノ。1988年の時点でこのタイトルの作品を手掛けたことには驚かされるばかりで、江戸木氏の「コーマンの先見の明と映画屋的センスにはまたしても恐れ入る」という言葉がまさにピッタリだ。
そのほか、80年代黄金期のハードロックを満載したミュージカル『ロック・オブ・エイジ』公開にあわせ劇中曲とバンドをあますところなく紹介。またスタローンが主演した1987年の腕相撲映画『オーバー・ザ・トップ』ブルーレイ発売にあたって、TBS放送版でスタローンを演じた羽佐間道夫のインタビューなども掲載。『トップガン』を手掛け、先日突然の自殺により亡くなったトニー・スコット監督をしのぶページなど、全編まさに「バック・トゥ・ザ・80's」な一冊となっている。(編集部・入倉功一)
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