大葉健二&石垣佑磨、新旧ギャバンが30年の時を経て揃い踏み!(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120924-00000013-eiga-movi


30年前に放送され人気を博した「宇宙刑事ギャバン」の劇場版「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」の完成披露試写会が9月24日、都内の劇場で行われた。主演で2代目ギャバンを演じた石垣佑磨と初代ギャバンの大葉健二がそろって舞台挨拶に登壇したほか、オリジナルと今作でともに主題歌を歌う串田アキラ、共演の永岡卓也、滝裕可里、森田涼花、金田治監督が出席した。

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 テレビシリーズではギャバンがコンバットスーツを“蒸着”し、魔空空間を舞台に死闘を繰り広げる姿に多くの視聴者が熱狂。今回の劇場版では、初代ギャバン・一条寺烈から勇者のコードネームを引き継いだ十文字撃が、マクー首領のドンホラー復活をはばむべく、初代とともに戦いに身を投じる。

 2代目ギャバンを襲名した石垣は、最初に本作の話を聞いたときは「ビックリした(笑)」というが、「30年前の大葉さんの作品を見て勉強し、一から体を鍛え直しました」と明かす。2人のファイトスタイルの違いが大きな見どころだといい、「大葉さんは空手を習っていらっしゃいましたが、僕はこれまでやって来たテコンドーやキックボクシングをそのまま使っています」と語った。

 今年1月に公開された「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」で、久々の復活を遂げたギャバンだが、単体での映画化は今回が初めて。大葉は「30年経ったんですね」と感慨無量。本作では、2代目の“教育係”としての面も描かれるが「汗だくになって(石垣と)一緒にやったけど、手取り足取りではなく『見て学べ』という思いでした。だからほとんど何も言っていないけど、心の中で楽しんでいました」と若い世代の台頭に目を細めた。

 テレビシリーズでアクション監督を務めていた金田監督は「今回、監督ができて光栄です」。舞台挨拶の最後には、金田監督の掛け声を合図に石垣と大葉が並んで蒸着のポーズを披露。1度目で石垣がNGを出すと、「撮影では1発でできたのに何でここでNGを出すんだ!」と金田監督からカミナリが落ちたが、2回目で見事に蒸着を成功させていた。

 「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」は10月20日から公開。