『ハンガー・ゲーム』のヒロインがスポンサーへアピールするポイントは?(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120927-00000020-mvwalk-movi


スーザン・コリンズのベストセラーをゲイリー・ロス監督×ジェニファー・ローレンス主演で映画化した『ハンガー・ゲーム』(9月28日公開)。ストーリーの軸になる、国民を完全服従させるための見せしめ的イベント、それがハンガー・ゲームだ。ハンガー・ゲームにおいて、戦いを有利に進めるにはスポンサーの協力が不可欠で、そのためにはスポンサーたちに見栄えや特技を披露し、積極的に魅力をアピールする必要がある。そうすることで、自分に援助物資を送ってくれる富裕層からの援助を受けることができるのだ。

【写真を見る】国民を完全服従させるためのハンガー・ゲームに、妹に代わって挑戦するカットニス

公開前に行われた試写会では、来場者に「スポンサーにアピールできるような特技はありますか?」と質問。すると、ヒロインのカットニスのように「私も弓道をやっていて弓が得意です!」(10代・女性)、「上段ケリ」(40代・男性)と、実際に戦いにも役立ちそうな特技から、「人に癒しを与える笑顔」(40代・女性)、「バトントワリングを踊って印象づけます!」(10代・女性)などの心に訴えかけるようなアピール自慢が出てきた。なかには「ずっとナポリタンを食べ続けられる」(40代・男性)、「鳩としゃべることができる」(10代・女性)と、一風変わった特技自慢も。さらに、このままでは生き残れない!との危険を察し、「やばい!特にないかも。今から身につけます!」という焦るコメントもあった。

また、カットニスに対しては、約8割以上が「共感した」と回答。「勝つことを目標にしていても、誰かを助けたいという気持ちが伝わってきた」(20代・女性)、「とても精神的に強い女性で、自分もこうありたいと思った」(40代・女性)、「ジェニファー・ローレンスの演技がすごく良かった。目線一つで不安な感じ、恐怖が感じられた」(30代・女性)、「最後までハラハラドキドキしました。王道ストーリーになっていないところも良かった!」(10代・女性)と、カットニス目線で物語が進んでいくところに共感する人が多く見られる結果となった。

今回公開された本編の一部映像は、カットニス(ジェニファー・ローレンス)が大勢のスポンサーたちの前で大歓声に包まれながら、自身の魅力を印象づけると共に、なぜ彼女が自らハンガー・ゲームという冷酷無比な戦いに身を投じたかがわかるシーンとなっている。カットニスを含め、各プレイヤーたちの命懸けのアピールを是非劇場で見届けてほしい。