ブログネタ：今クール、見たいドラマ
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今クール、見たいドラマはたくさんあるけれど、やっぱり見逃せないのはファイナルシーズンをむかえる「クローザー」ですね～。
残念ながら民放ではないのですけれど、「クローザー」といえば海外ドラマファンにはつとに有名。
なんといっても５年にわたって全米ケーブルテレビ史上No.1視聴率を記録しつづけ、主演のキーラ・セジウィックを一躍時の人におしあげたばかりか、彼女にエミー賞、ゴールデングローブ賞の両方をもたらしたという新感覚クライム・サスペンスですからね！
キーラ・セジウィックなんて、それまで映画界では名前はきくけどあんまりぱっとしない作品にばかり出てるような女優さんで、ダンナ様のケヴィン・ベーコンの方がずっと知名度高かったんですが、「クローザー」のおかげで一気に大スターになっちゃって、私なんか正直とっても驚いたものですよ。
その当時、海外在住でリアルタイムで「クローザー」見てる友達に「どうなの？」ときいたら、みんな決まって「あれはおもしろい！」と手放しでほめてました。俳優さん達の魅力もあるでしょうが、きっとドラマ自体がよくできてるんだろうな、と思ったものです。
その「クローザー」のファイナルを飾るシーズン７がいよいよ日本でも見られるんですね～～～。11月２４日（土）より
女性チャンネル♪LaLa TVで日本独占初放送。
その前に前のシーズンを復習したい人や、まだ見たことないから第一話から見てみたいわという方には10月よりワーナーTVにてシーズン１～６の一挙配信が決定しております。
今回、これを記念して主演のキーラ・セジウィックが来日したんですよね♪
すでにこのブログでも幾つか記事を紹介してますが（こちら
やこちら
やこちら
）、実は私も彼女に会って参りました！
といっても、彼女のトークイベントの会場の後ろの方から見ただけなんですが……。
無論彼女は撮影禁止。でもこの椅子に座ってたんですよ～。
ここではファイナル・シーズンの第1話と2話をどこよりも早く見られるというプレミア試写会が行われたんですが、その前に彼女が登壇していろいろお話をきかせてくれたんですよね～♪
会場入り口には歴代ポスターがずらり。
ピンぼけで相済みませぬ。
これらのポスターではいずれも短めのスカートで女らしいシルエットを浮き上がらせているキーラですが、私達の前に現れた時はジーンズにブーツというとてもカジュアルな姿。それがまたスレンダーな彼女にはよく似合っていて大変かっこよかったのですよ♪ まあ、細くて脚の長いこと！ そして彼女の特徴ともいえるあのアヒルさんのような大きな口でニッコリと笑いかけてくれました。
その瞬間、彼女はもう会場中の人の心を掴んでましたね！
通訳さんを交えてのインタビューだったんですが、彼女の言葉の端々から飾らない人柄で優しさが透けて見えて、声を聴いているだけでこちらの心まで暖かくなるような感じでした。
なんでも前日空港へ到着してから直接その会場のあるホテルにやってきて以来まだ一歩も外へ出ていないとかで、日本の印象をと質問されても答えようがなくて困ってたのが可愛かったですね。それでも出会った日本人が皆礼儀正しくて、ブレンダ（「クローザー」での彼女の役名）よりもずっと「ありがとう」を言っているとほめてくれて、そこにいる日本人である我々に対する心遣いを見せてくれてました。お疲れ＆空腹のご様子で、「このあとスシを食べに行くのがとても楽しみだ」と何度も言ってましたっけ。
ラストを迎えた「クローザー」については、この７年で我々（キャスト及びスタッフ）は偉大なことを成し遂げたと思っているそうで、中でもこのファイナルシーズンがベストであると宣伝も忘れていませんでした。ちょっとネタバレになってしまいますが、このシーズンではブレンダが訴えられて（しかも一件だけではない）思うように仕事ができなくなってしまうのだそうです。それは前シーズンまでに彼女が行ってきた選択の結果のツケが回ってきたわけなので、彼女もいろいろ悩んだり苦しんだりするそうなのですが、最終的にはブレンダにとって誇らしいラストとなるそうです。
私は試写会でファイナルシーズンの１話と２話を見たわけですが、確かに波乱を予感させる展開でした。人間関係で「え～っ？ この人が？！」みたいなシーンも幾つかあって、この先どうなるのかハラハラしっぱなしでした。早く続きが見たい！！！
さて、インタビューに戻って、「クローザー」全８４話の中からキーラの一番好きなエピソードはどれかという質問には、「フリッツが求婚する回」とのお答え♪
その他にも幾つか特に気に入っているセリフというのを教えて貰いましたが、ファイナルシーズンではブレンダがガブリエルに謝るシーンがあるそうで、これは大変珍しいシーンなので是非見て欲しいと言ってました。
キーラがブレンダを演じるに当たって心がけているのは、「ブレンダは常に自分だけが正しいと思っている」こと、「恐怖を見せない」こと、そして「自分は声なき被害者の声である」という信念をもっていることだそうです。
これはホント、納得ですね。ブレンダは自白をとるために殺人犯と対峙するわけですが、その際決して相手に臆することがないのですよ。心の底で恐怖を感じていたとしても、それを相手に見せるわけにはいかない。恐がって、一歩引いたら、もう負けですからね。で、キーラはブレンダになりきって、彼女が自分の揺れる感情をおし隠し何気なく振る舞っているという演技をしているのです。この演技のうまさは俳優でいったらゲイリー・シニーズ級、すなわち絶賛ものなのです。
次にブレンダとキーラの似ている所はどこかという質問に対して、芯の強さと、それとチョコレート中毒のところだと後半は笑いながら答えてくれました。違うのは、ブレンダは仕事命だけど自分は仕事も家族も大事にしているところだそうで、お子様達をとても大切に思っている様子が伝わってきました。
ファッションについては、ブレンダは南部出身という設定なので、南部の女性は大変女らしい格好をするのが普通だから、彼女のスタイルはあまり刑事らしくないのだと教えてくれました。キーラ自身はジーンズにブーツが好きで今もそうしていると言いながらも、ブレンダが着ているようなヴィンテージもののスーツやカシミアのセーターも大好きなのだそうです。まあ、あれだけスタイルがよければ何を着ても似合うのでしょう。
「夫婦円満の秘訣は？」ときかれた時には、特に秘訣というものはなくて、自分達はとてもラッキーだった、特に若い内に出会えたのがよかった、と……これはノロけられたのでしょうか。仕事と家庭の両立はとても難しいそうですが、自分にとって「最優先」なのは子ども達であって、そのことを子ども達自身がよく理解してくれているのだと真剣なまなざしで語っていました。仕事も大切だけど、家族と一緒にすごす時間が何より大事なのだそうです。
まだまだキーラの人柄に触れるようないろんなお話を聞きたかったのですが残念ながらあっという間に時間が来てしまい、最後にプレゼント抽選会となりました。
この抽選、やり方がおもしろくて、最初に会場に入る前にポラロイドで写真を撮って貰い、それに名前を書いて抽選箱に入れておいたんですよね。
これがその抽選箱……事件ファイルの箱みたい。私達はなんかの証拠か？
この箱の中からキーラが３枚の写真を抜き出して当選者を決めるわけですが、いずれも彼女の大ファンに当たったみたいで、３人とも狂喜乱舞しておりました。いいなあ～。
最後のメッセージとして、まずは
"Thank you very much."
「今まで６年間見て頂き、心をこめて演じたのを愛されて、心からお礼を申し上げます」
ということでした。さらに続いて
「皆さん、是非ワーナーテレビで独占配信のシーズン１から６を見て、それから１１月からLaLa TVで日本独占放送されるファイナルシーズンを見て下さいね」
だそうで、最後まで仕事熱心な彼女に会場内爆笑でした。
本当はこれで終わるはずだったんですけど。
でも、ハリウッドで第一線で活躍している俳優さんって本当にファン思いの方が多いんですけれど、彼女もその一人だったんですね～。
試写会場には誰よりも早くから並んで一番前の席に陣取るような熱心な「クローザー」ファンの方々がたくさん駆けつけていたわけですが、彼女達が膝の上にずっとプレゼントを大事に抱えていたのを、壇上からずっと見ていたキーラさん、最後に御自分からそれを受け取りたいと申し出たんですよ。
ワタクシ何回か経験ありますが、こういう会場では基本的に撮影もスターとの直接接触も禁止されるものなんですよ。だからファンの皆さんも折角持ってきたプレゼントを渡せないまま、それでも周囲に迷惑かけないようにアピールもしないでいたと思うんですが、そのことにキーラさんが気づいてくれてファンのために自分から進み出てくれたんですよね。
壇上で何回も「このあとお寿司を食べに行くのが楽しみだ」と言ってたのに、そのお寿司を後回しにしてまでファンサービスしてくれるなんて、やっぱり彼女は本当に優しい方なんだなあと感激しちゃいました、私。
もちろんプレゼントを持ってきたファンの方達は直接手渡しできた上、キーラさんにハグまでして貰えて私以上に大感激してました。見事に女性ファンばっかりでしたけどね。さすが女性チャンネル♪LaLa TVで日本独占初放送なだけあるわ。
というわけで、１１月からは女性チャンネル♪LaLa TVでファイナルシーズンを、その前にワーナーテレビでシーズン１から６までを是非ご覧下さいませ。これが今シーズンイチオシのドラマでございますよ！
