山寺宏一「そんなバカな」と驚き 「宇宙戦艦ヤマト2199」でデスラー役(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121013-00000009-eiga-movi


往年の名作アニメを新たなスタッフ、キャストで描く「宇宙戦艦ヤマト2199 第三章『果てしなき航海』」が10月13日に封切られ、東京・新宿ピカデリーで声優の山寺宏一(デスラー総統役)、秋元羊介(ヒス副総統役)、総監督を務める出渕裕が初日舞台挨拶を行った。

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 現在、全26話のTVシリーズとして製作されている「宇宙戦艦ヤマト2199」が、放映に先駆けて7章に分けての劇場上映が行われている。「果てしなき航海」と題された第三章は、第7話から第10話までの計4話で構成され、惑星イスカンダルを目指す宇宙戦艦ヤマトが、宿敵・ガミラス帝国の総統アベルト・デスラーが公案した作戦により、絶体絶命の危機に追い込まれていく。

 山寺は「中学1年の時に初放送され、1話も欠かさず見ていた。デスラー、そして(当時声優を務めた)伊武雅刀さんの大ファンだった」と思い入れは人一倍。2009年に公開された「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」では主人公・古代進を演じた経験もあり「今回もてっきり古代をやらせていただけると思っていたので、デスラー役だと知り『そんなバカな』と(笑)。プレッシャーで内心、総統と同じく青い顔になった」と驚きもあったようだ。それでも「名作を作り直すのは、とても難しいこと。これからも戦うつもりで演じていきたい」と決意表明。秋元も「デスラー総統についていくだけ」と忠誠を誓った。

 出渕監督は「少しデザインも若くなっているし、今回のデスラーは山寺さんしかいないと思った。庵野秀明も『グー』と言っていた」。第三章では、ガミラスとの接触など旧作にはなかったオリジナルストーリーも展開され「脳内でこういうアプローチもあり得たのかも……、と考えた。新しい試金石になれば」とアピールしていた。