閲覧注意!『007』のネタバレがWikipediaに掲載される!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121030-00000021-flix-movi
人気シリーズ最新作の映画『007 スカイフォール』のあらすじが全米公開に先駆けてWikipediaに掲載され、その内容がネタバレを含むものだったとして波紋を呼んでいる。すでにイギリスなどでは劇場公開されており、配給を務める米ソニー・ピクチャーズはこうしたネタバレへの対策を講じることは難しいとの見解を示している。
映画『007 スカイフォール』場面写真
ネタバレを含むあらすじが英語版Wikipediaに掲載されたのは、公開初日の26日夜。その中ではこれまでに発表されているあらすじに加え、ストーリー上重要なディテールをはじめ、物語の結末に触れる箇所が明かされており、これから作品を観る人の興を削ぐものに。これまでにも個人サイトなどで似たようなケースはあったものの、今回は参照することの多いWikipediaに掲載されたことが問題視されている。
こうしたことが起きたのは、全米では11月9日、そして日本では12月1日より公開であるものの、すでにイギリスなどでは先週末26日より劇場公開されているため。The Wrap Moviesによると、米ソニー・ピクチャーズは「公開中の作品についての情報を、ウィキペディアのようなサイトで規制することは難しい」との見解を示しており、それを証明するように、30日現在、英語版Wikipediaの該当ページにはネタバレ部分がそのまま掲載されている。
インターネットが普及している今は、海外で公開されている作品の情報がいち早く手に入る一方で、今回のような事態が発生する可能性もある。世界同時公開などの措置を取ることである程度防ぐことはできるが、すべての作品を同時公開することも現実的には難しく、今後映画会社はこうしたインターネット上のネタバレに気を付ける必要がありそうだ。(編集部・福田麗)
映画『007 スカイフォール』は12月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開