マドンナが語る、公爵夫妻の魅力 『ウォリスとエドワード』インタビュー映像が到着!(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121101-00000004-cine-movi


前作『ワンダーラスト』から4年、英国王室のスキャンダラスでロマンチックな恋物語を描いたマドンナ監督の第2作目となる『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』。このほど“監督”マドンナのインタビュー映像と共に、マドンナが長年構想を温め、ようやく映画化された本作のメイキング映像が到着した。

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『ウォリスとエドワード』で彼女が描くのは、英国王に地位や権力、その一切を捨てさせたひとりの謎めいた女性の半生。全世界を揺るがした世紀のスキャンダルの知られざる真実を描く。

マドンナが本作で施した工夫は、時代のトーンや変化を強調するために主に35ミリフィルムで撮影を進めながら、何か親密感を出したいところで一種の句読点のような役割として16ミリフィルムを使用するというもの。さらにはホームムービーのように郷愁を掻き立てるためにスーパー8も使用するという徹底ぶり。この事実だけでも、マドンナの監督としてのこだわりや手腕は十二分に伝わるはず。今回、到着した映像でも真剣な眼差しで画面を覗きこんでいる彼女の姿が確認できる。「カット! 最高よ」というマドンナの一声と共にすべてのシーンの撮影が終わり、キャストを含むスタッフ一人一人とハグをするマドンナの姿から、彼女が監督としてチームをまとめ上げ、その信頼を一身に背負っていたことが伺える。

「私は以前から公爵と公爵夫人の話題に魅了されてたの」と熱く話すマドンナは、「彼らのことを読むたびに、彼らへの気持ちは変化したわ。舞い上がるように魅了されたかと思ったら、表面的に思えて苛立ったり、そして次の瞬間、彼らはただ私たちと同じ人間なんだと思ったり…」と明かす。だからこそ、伝記映画ではなく夫妻のロマンスの本質を捉えた作品づくりを心がけたよう。そして「映画を観た人たちが『公爵夫妻についてあれは知らなかったな』とか『ウォリスの知られざる一面が見えた』とか、(2人の愛の形に)共感してくれたら嬉しいわ」と作品に込めた思いを語っている。

歌手としてだけではなく、監督としてもその才能を遺憾なく発揮し、自身の“アーティスト”としての幅をぐっと広げたマドンナ。“監督”としての彼女の姿勢、こだわりをしかと目に焼き付けてから、劇場に足を運んでみてはいかが?

『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』は11月3日(土・祝)より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。

※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。

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