はい、もちろんのこと「パラノーマル・アクティビティー4」は見て参りました。「ソウ」がシリーズを終えた今となっては唯一毎年公開される恒例ホラーですもんね。ええ、こうなったら最後までとことんつきあいますわよ。例え夜のシーンや寝てるシーンばっかりなんで見てる内にこっちも眠くなってうっかり寝込んでそのあげく自分のイビキの音で目が覚めるようなことになったとしても、それでもね!(まわりの皆様、迷惑かけてごめんなさい)。
でまあ、半分意地と惰性で見ているようなシリーズですから、2と3は見たにも関わらず半分以上(というよりほとんど)内容を忘れ果てているようなわけで、唯一しっかり覚えているのは最高に恐かった「パラノーマル・アクティビティー」のみでしかなかったりするのです。
そんなアタシにとってラッキーな事に、「4」では出て参ります、あのケイティーが。「パラノマ」で行方知れずになったはずの、あのケイティーが。如何にして復活を果たしたかというのはさておき、これはこのままシリーズが続くとどうなっていくのかという期待はかかりますね。
「ケイティー」というのは、これまでのホラーで名を残してきた「ジェイソン」「フレディー」「マイケル」、これはあだ名だけど「レザーフェイス」といった殺人鬼連中とはちょっと一線を画した存在じゃないですか。そもそも女だし。これはキャラとしてこの先成長を続けると、日本で「リング」で一世を風靡して以来「お岩」「お菊」といった階段ヒロインをすっかり過去の遺物として葬り去り、新たなるジャパニーズホラー界の女王としてその名を轟かせる「貞子」に匹敵する存在に化けるのでは……とホラーファンとしては思っちゃうわけですよ。
どうせこの先もシリーズは続くんだろうから、ぜひともホラーの新ヒロインとして「ケイティー」が君臨するまでがんばって欲しいものです。
それにしても同じテーマなのに次から次と違う「視点」を繰り出してくるこのシリーズはある意味すごいと思います。科学技術が発達する限り、「パラノマ」シリーズが終焉を迎える日は来ない?!
ホラーファンなら一見の価値はありますよ。
しかし「パラノマ」見た後だとやたら夜中の物音に敏感になりますね! やっぱ恐いものは恐いのね~~~。