いよいよアメリカ大統領選! オバマになってもならなくても、必見作品が続々!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121105-00000064-flix-movi


世界が注目する、4年に1度のアメリカ大統領選挙。その結果が明らかになる11月6日の投票に向けて、盛り上がりもマックスに達している中、WOWOWでは11月5日から、さまざまな角度でアメリカ大統領を描いた作品を放映する。

 アメリカ大統領といえども人の子。人間的にもろい部分もあれば、完璧ではないことも多い。そんな真実の側面に迫ったのが、オリヴァー・ストーン監督の『ブッシュ』だ。世界の運命を握る役職に、こんな人物が就いていたのかと思いながら観ると、背筋が凍りつくかもしれない。

 国民の投票によって州ごとに集計されるアメリカ大統領選は、特定の州のわずかな票数の差が結果を大きく左右する。『リカウント アメリカが揺れた36日間』は、2000年の大統領選で、フロリダ州で起こった集計ミスの実話をスリリングに再現した点が必見だ。国民のわずかな「一票」にも意味があるのだと実感できるはず。

 その他にも、ジュリアン・ムーアがサラ・ペイリンをそっくりに演じて、今年のエミー賞で主演女優賞(ミニシリーズ/テレビムービー部門)を受賞した『ゲーム・チェンジ 大統領選を駆け抜けた女』などバラエティー豊かな作品群のなか、最も気になる1本を挙げるとしたら、ドキュメンタリーの『バラク・オバマ 大統領への軌跡』かもしれない。今年の大統領選でオバマが再選されたら、その理由が改めて本作でよくわかるだろうし、逆に落選してしまったら、本作を観ることで彼の無念がより伝わることだろう。

 史上まれに見る大接戦を予感させる、2012年のアメリカ大統領選。ドラマチックな過程をタイムリーに体感する意味でも、この特集はぜひチェックしておきたい。(斉藤博昭)

映画『バラク・オバマ 大統領への軌跡』は11月6日よる9:00よりWOWOWシネマにて放送