大忙しなリンカーン大統領、ヴァンパイアの次はゾンビと戦う!?(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121106-00000015-mvwalk-movi
第16代アメリカ合衆国大統領リンカーンが、実はヴァンパイアハンターだったというという、一風変わったストーリーが展開する3Dアクション大作『リンカーン 秘密の書』(公開中)。昼は大統領、夜はハンターという奇抜な設定ながら、史実を織り交ぜた巧みな物語と派手な映像に、思わず目を奪われてしまう良作だ。だが、偉大なリンカーンはヴァンパイアだけを狩っていたのではない。ゾンビ狩りにも精を出していた!とばかりに、予想の斜め上を行く設定の作品が登場した。それが12月5日(水)に発売されるDVD『リンカーンVSゾンビ』だ。
【写真を見る】前線に “歩く死体”ありとの報告で、すぐにピンときたリンカーンがゾンビ退治へ繰り出す!
物語の舞台は、南北戦争末期の1863年。前線に“歩く死体”の姿あり、という奇妙な報告を受けたリンカーンは、意外にもあっさりと事態を把握する。というのも、リンカーンは子供時代、既にゾンビと一戦交えていたのだった!南北戦争を終結させるため、いや全世界を救うためにリンカーンは精鋭部隊を率いてゾンビの群れに攻撃を仕掛ける。
パロディ満載のコメディ映画なのでは?と思いきや、意外にも物語の作りはしっかりしている。ラブストーリーが展開したり、突然アクションが繰り広げられたり、歴史上の史実を細かく取り入れていたりするのだ。さらに、誰もが知っているあの人を登場させるなど、非常に気が効いている点もあったりする。
本作を製作しているのは、アサイラムというアメリカの映画製作会社で、これまでに手がけた作品を挙げると、「エイリアンVSエイリアン」「トランスモーファー」などのタイトルが並ぶ。お金はないが、アイデアさえあれば何とかなる、といわんばかりに、“最新のトレンド”“エロ”“グロ”を取り入れ、インディペンデント精神にあふれた作品群を世に送り出しているのだ。
今回の「リンカーンVSゾンビ」もB級テイスト全開で97分間、全力疾走!『リンカーン 秘密の書』と併せて、思い切り突っ込みを入れながら楽しんでみてはいかがだろうか!?