クリストファー・ノーラン“3D映画”に初挑戦! 新『スーパーマン』に自信アリ(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121109-00000008-cine-movi
アメコミヒーローたちの頂点に立つスーパーヒーロー“スーパーマン”を新たな物語として描く『マン・オブ・スティール』が2013年に公開されることが明らかになってからというもの、映画ファンの間では次なる情報を求めて、ネット上でも大きな話題を集めている。そんな本作が2DとIMAXに加え“3D”版でも上映されることが、このほど明らかとなった。
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1938年、アメコミ出版社・DCコミック社が出版したコミックスに登場して以来、圧倒的な人気を集め、幾度にもわたりアニメ、ドラマ、映画化されてきたスーパーマン。近年では、2006年に劇場公開されたブライアン・シンガー監督作『スーパーマン・リターンズ』やスーパーマンになる前の青春時代を描いた人気TVシリーズ「ヤング・スーパーマン」が記憶に新しいところだが、本作ではこの74年間の歴史を覆す全く新しい“ヒーロー誕生”の物語が描かれる。
この“3D”での上映、海外メディアではすでに大きな話題となっているのだが、「何故そこまで?」と疑問に思う人も少なくないはず。これまでにも『アリス・イン・ワンダーランド』や『アベンジャーズ』など様々な3D作品が登場しているが、今年大ヒットを記録した『ダークナイト ライジング』然り、『インセプション』然り、クリストファー・ノーランが手がけてきた作品に3D映画は存在しない。しかし今回、製作として指揮をとる本作で、初となる3D化に挑戦することとなり、新たな作品を発表するごとに世界を驚かせてきたノーランの「映像センス」×「3D化」という計算式を思い浮かべれば、海外メディアの騒ぎようも納得できるというもの。
さらに、本作の監督を務めるのは『300[スリーハンドレッド]』などで知られる、“映像の魔術師”ザック・スナイダーとあって、映画ファンならずともワクワクさせられること必至の事態なのだ。今回の3D化について、スナイダー監督は「今作は2D、3D、IMAX。どのバージョンでもビジュアル的に素晴らしい経験になるはずだ。昔ながらの2D映画を好むファンを視野に入れながら、3Dが今日多くの人に受け入れられているということを踏まえ、我々は『マン・オブ・スティール』を彼らの期待にも応えられるようにデザインし撮影した。あくまでも我々は作品全体とストーリーが確かなものになることを第一に考え、力を注いできた。3Dはそれらを更に楽しめる効果だと考えている」と、自信をのぞかせるコメントを発表している。
クリストファー・ノーランの深い人間描写と重厚なストーリー構成、そして3D公開に伴って圧倒的スケールと大迫力の映像となって誕生する本作。2013年の最注目作品となることは間違いなさそうだ。
『マン・オブ・スティール』は2013年、全国にて公開。