去る11月5日、あとで聞いたらなんとおめでたい「いい酵母(115うぼ)の日」だったんですが、アメモニで当選して「ラッキ~♪」とばかりに(シティリビング主催 )の『ヘルス&ビューティーフェスタ 2012』 イベントに参加して参りました。
【ヘルス&ビューティーフェスタ 2012】
http://city.living.jp/sp/0928_hb/
この日の目的は木下あおいさんのトークショーだったんですが、始まるまでに時間があったのでまずは日健協のブースにお邪魔してちゃっかり「スイーツパートナー」のサンプルをゲット♪
アンケートに回答して「こーぼくん」の携帯クリーナーまでがっちり頂いちゃいました。
他の各ブースも回って持ちきれないぐらいにサンプルを頂き、心がほくほくしたところで身体もアツアツになろうと「ヘルビスープ」の試食に♪
この容器、意外とたっぷり入るのですよ!
ふーふー言いながら食べても汗だくになるぐらいの熱さ&分量で、スープだけで結構おなかいっぱい(でもできる事ならお代わりしたかった……2~3杯はいけたんじゃないだろーか?)。
画像ではぱっと見お野菜だけが目立ちますがなんのなんの、中にはベーコン、ソーセージ、鶏肉といった肉類がごろごろ入っているのです。
野菜は柔らかく煮込まれて、キャベツや玉ねぎの甘い風味がしっかり出ていてとても美味しかったです。
作り方は基本、肉と野菜を刻んでオリーブオイルで炒めてコンソメで煮込めばいいだけなので、これなら自宅でもできそう♪ 野菜がしっかりとれるのでヘルシーだし、鶏肉等からのコラーゲンも期待できるので美容にも効果的だし……おお、それで「ヘルビスープ」なのね、なるほどなるほど♪
スープを完食しても時間があったので、4階の「XEX日本橋 The BAR」でドリンクサービスに預かりました。中は広々として、窓のカーテンから透けて見えるビル街の夜景というのもオツなもので、素敵な空間でした。
私はもちろん赤ワインを。これも美味しかったですよ♪
真ん中辺りに見えるピンクの看板は、子宮頸がん予防啓発プロジェクト「Hellosmile」の横向きキティちゃん。こちらのブースではオリジナルグッズの販売を行ってました。
手に取ってみたらとっても軽いの!
これは震災の際、必要を痛感した人が多かった事から開発された製品だそうです。万が一瓦礫の下敷きになってもホイッスルを鳴らせば居場所を知らせることができるということで……。そんな事にならない事を祈りますが、常に身につけておけば安心ですよね。
もちろん売り上げの一部は寄付されるのです♪
そろそろ時間ということで場所を移動し、木下あおいさんのトークショー、「体の内から美を作る!酵母セミナー 」に備えます。
木下あおいさんプロフィール
インナービューティープランナー・管理栄養士。
オフィシャルブログ ( http://ameblo.jp/aoi-kinoshita/
)
この日のコーディネイトを尋ねられてまず「私は高い服は買わないんですよね」と言い切った剛の者。今日のポイントはキラキラのシューズとのことですが、これも3900円だかで買ってきたとおっしゃって、満場の喝采を浴びてました。
手に抱えてるのは木下さんが最近出したばかりの御本。
質問に答える際にはこうやって中身を見せながら説明してくださいました。
お料理の他にヨガのページもあるお得な本です♪
木下さんを迎えての第一部は事前に受けていた質問を彼女にぶつけるという形で進行したのですが、簡単調理も健康によい食事も、基本は日本の伝統食である発酵調味料(味噌、醤油、酢、麹など)と、それと豆乳を使う事でしたね。
特にお味噌にはご執心で
「一日一杯の味噌汁は美容液」
という名言を繰り返してらっしゃいました。
最初に教えて下さった簡単ドレッシングも「豆乳100mlに白味噌小さじ2、酢小さじ2を混ぜ合わせる」という超シンプルなもの。お酢が豆乳のタンパク質を固めるので混ぜるとどろっとしてマヨネーズみたいになるんだそうです。白味噌のこくがあるので、お野菜にかけると食がすすむのだとか。
お酢は好みによってレモン果汁や黒酢に変えても良いそうですし、そこにごま、パセリ等のみじん切りを加えてもOKという、大変フレキシブルな一品。
簡単にできるインナービューティーの食事として、冬場は味噌汁を始めとするスープがいいそうですが、実は甘酒も大変いいのだそうです。例によって味噌汁にも甘酒にも仕上げに豆乳を入れるのがコツみたいで……イソフラボンは大事ですもんね!
食事でできる便秘の解消法というのもあって、根菜をいくらとってもダメな時は果物をとるとよいのだそう。
実は食物繊維には水に溶けるないものと溶けるものがあって、溶ける方には果物やワカメに含まれているペクチンがありますが、これが足りなくても便秘になるんだそうです。何故か非常に納得してしまった私。
木下先生はなかなか剛胆な方でもありまして、ダイエットの時はおやつ代わりにカボチャをふかして甘酒をからめて食べればいいので、お菓子なんかは捨ててしまいなさいおっしゃってました。さもなければ友達にあげてしまいなさいとも。
「お菓子をあげたら友達は喜こんでくれますよね。でも食べて太るのは友達であって自分じゃないので一石二鳥ですね」とか、インナービューティーの先生のはずなのに妙に腹黒い発言が笑えたりして。
でも捨てた方がいいのはお菓子だけじゃなくって安い調味料も同様だそうです。調味料なんて一回に使う量はしれているので、どうせなら酵母が生きてる良いものを選びましょうということでした。
一番すごいなと思ったのが、「切り干し大根はたっぷりの水で戻さない」でしたね。たっぷりの水に長時間つけておくと、当然ですが栄養素はほとんどがその水に出ちゃうからだそうです。これ、めちゃくちゃ納得。まさにその通りだと思います。
でもすごいのはここからで、「水でさっと洗ってほぐしたぐらいの切り干し大根をスルメのように食べなさい」ですよ。キュートな顔してどんだけ歯頑丈なんですか、先生! しかも顎も丈夫そうだ……。
でも理由をきくと、またもや納得。そうやって切り干し大根を食べると身体にたまった動物性の脂肪をからめとって出してくれるんだそうです。ただし、よく噛んで食べること! これが鉄則ですね。便秘防止にも一番だそうで。
みんなの目から落ちたウロコが床一面に散らばったあたりで第一部終了。いや~、イロイロな意味で有意義でした!
第二部には生きてる酵母を研究して40年の日健協からエプロン大使(?)としてMさんが遣わされておりました。
このエプロン、「生きてる酵母」のこーぼくんが可愛い♪
Mさんからは酵母についてのウンチクをあれこれ教わりました。
酵母と人類のつきあいは長く、麦と出会ってビールに、米と出会って日本酒になったと聞いた時には一気に親近感を覚えましたね♪ ブドウと出会ってワインですから、だったらワタクシ、毎日深いおつきあいしてますもの♪ なんつったって酵母の酵はアルコール発酵の酵ですもんね~(←アルコールは付けなくてもいいから!)。
Mさんのお話は真面目に続いてまして、お酒に限らず酵母をとるのは身体に、特に腸にいいそうです。身体を健康に保つために「腸は超大事」(私じゃなくてMさんが言ったんです!)なので、酵母も生きたまま超まで届けるのが一番いいのですが、これがなかなか難しいらしいんですね。現代では酵母を直接カラダに取り込むサプリメントもたくさんあるけれど、酵母が生きたまま腸内まで届くのは数少ないとのこと。発酵調味料でも質のよいものでないと生きたまま届かないのだそうです。
ここでに「腸は超大事」に次ぐMさん渾身のキャッチコピー「いい酵母は生きてる酵母」が紹介されました。酵母、口に入れた時は生きてても胃に入った段階で胃酸にやられるんだそうで、生きて腸まで辿り着くのはごく僅かなんだそうです。幾ら酵素をたくさん摂取しても消化の過程で全滅してたんじゃ何にもならないというわけです。
そこで酵母を生きたまま腸まで届けるため開発されたのが一番上の画像で紹介した「スイーツパートナー」なのですね。はい、酵母というものは糖質を分解してくれるものですので。
ここで「スイーツパートナー」がどれだけ激しく糖質を分解してくれるかという実験が行われました。
1:40~50度のお湯にお砂糖を入れて溶かします。
2:そこにスイーツパートナーを一包入れます。
3:2~3分待ちます。
4:発酵が始まると……
5:爆発的に泡が出て、コップの中は真っ白になります!
じゃ~ん!
これ、「スイーツパートナー」によって生きたまま腸内に届けられた酵母がどういう働きをするかの模擬実験なのですが、まさに爆発的な勢いで酵母が糖質を分解してくれてるわけですね! すご~~~!
これだけのパワーがあるのは、酵母が生きているからこそ!
木下さんを始め、すっかり感心した観客ともども全員で
「いい酵母は生きてる酵母」
と合い言葉を唱え、トークショーは締めくくられたのでした。
分かりやすい実験で生きている酵母の働きがよく分かり、お勉強になりつつも楽しいトークショーでした。
木下先生のインナービューティーに関するお話と日健協のMさんの酵母に関するウンチクのおかげで、私も自分を内側から磨く意識に目覚めたかも♪
めざせ、インナービューティー!