来日したドクに直撃!『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で好きなシーン、嫌いなシーン(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121119-00000051-flix-movi
19日、22年ぶり2度目の来日を果たした『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドク役で知られる現在74歳の俳優クリストファー・ロイドが、同シリーズの思い出を振り返った。
クリストファー・ロイド22年ぶり来日!フォトギャラリー
この日、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で思い出に残るシーンについて、「PART3はドクのロマンスがテーマだった。クララ役のメアリー・スティーンバージェンとは前に共演したことがあったんで、自然に演じられて良かった」と明かしたクリストファー。さらに、通訳から「キスシーンもありましたね」とツッコまれると、「ちょっとね」と照れくさそうな表情に。同じくPART3のフェスティバルのシーンもお気に入りだというクリストファーは「3日連続で撮ったんだけど、僕のすごく好きなバンドのZZトップが撮影の準備中もずっと演奏してくれていたんだ。こんなに楽しいことはなかったね」と語った。
一方、嫌だったシーンは、PART2の冒頭だったそう。「あそこはPART1のラストとまったく同じなんで、同じフィルムを使いまわしたんじゃないかと言われているんだけど、実はちゃんと撮り直しているんだ。撮影が2年前だったんで、同じように演じるのは悪夢だったよ」と貴重な撮影秘話を明かした。
今回、1990年の『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』のプロモーション以来22年ぶり、2度目の来日となったクリストファーだが、日本の陶器のコレクターであることを告白し、「芸術を通じて、日本人のインテリジェンスと鍛錬、知性を感じる。それと寿司も好きだ」とコメント。さらに前回の来日時の通訳が黒澤明監督の知り合いだったそうで、「『マクベス』が原案の黒澤映画(『蜘蛛巣城』)のキャラクターデザインをまとめたブックレットをくれてね。それが今でも自分の宝物なんだ」と意外なエピソードも披露した。(取材・文:壬生智裕)
クリストファーがゲスト参加する「ハリウッドコレクターズコンベンション」は11月24日(土)に東京・九段下のホテルグランドパレス宴会場にて開催。11月23日(金・祝)には静岡東宝会館、25日(日)は千葉県浦安市サンルートプラザ東京にて撮影・サイン会が行われる。詳細はオフィシャル告知ページを参照。